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【阪神JF】過去22回で二桁人気馬が8頭好走 2歳女王決定戦の「記録」を振り返る

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人気薄の台頭が多い阪神JF

「阪神JF」にレース名が変わったのは2001年。それ以降の22回の開催で、8頭の二桁人気馬が馬券圏内に入っている。直近では昨年が印象的。1着は圧倒的な実力を見せつけた後の三冠牝馬リバティアイランドだったが、2着は12番人気シンリョクカ、3着は10番人気ドゥアイズだった。

2、3着馬のワイドは158倍もつき、三連単も1784.6倍と高配当になった。シンリョクカは当時1戦1勝と実力が未知数で、OP競走を含む2戦2勝のモリアーナ、ウンブライルらに人気が集まっていた。

12番人気で馬券圏内は、歴代2位タイの記録。他には03年にコンコルディアが、12番人気を覆し3着に入っている。歴代で最も人気薄で馬券圏内に食い込んだのは、12年の2着馬クロフネサプライズである。

クロフネサプライズは、デビュー戦4着、未勝利戦勝ち後の小倉2歳Sで9着と大きく負けていたこともあり、阪神JFでは出走18頭中15番人気となっていた。レースでは2番手につける積極的な競馬。直線では一度先頭に立ち、勝ち切るかというところで勝ち馬ローブティサージュにクビ差で差し切られた。

翌年、クロフネサプライズはチューリップ賞を制覇。次走の桜花賞では1番人気に推されるなど、2歳シーズンとは打って変わって実績馬として人気を集めるようになった。その後、左前脚の膝を骨折するなど苦難を味わったクロフネサプライズは、4歳時に調教中の事故により予後不良となってしまった。サンデーサイレンスの血が入らない実績馬であり、繁殖としての活躍も期待される中での不幸であった。


22キロ増、18キロ減で好走した2歳牝馬たち

クロフネサプライズは、前走比18キロ増で好走を果たしている。これは歴代2位の記録でもある。最も馬体重を増やして馬券圏内に食い込んだのは、04年の2着馬アンブロワーズ。こちらはなんと、22キロ増での激走だった。

逆に最も馬体重を減らして馬券圏内に食い込んだのは、05年の2着馬シークレットコード。なんと18キロも減らしての激走であった。ただし、同馬はデビュー戦が現役時代における最高馬体重だったため、新馬戦勝利を経て絞ったと見ることもできるだろう。次点はユーバーレーベンで、14キロ減での3着好走だった。ユーバーレーベンはデビュー2戦目が20キロ増、さらにその次走も6キロ増と馬体を増やし続けていた。ちなみに、阪神JFを境に14キロ減、6キロ減、10キロ減と馬体重を減らし続け、そこから8キロ増やしたタイミングでオークスを制している。なお、勝ち馬で最も馬体重を減らしていたのは06年のウオッカで、10キロ減だった。

最も軽量で阪神JFを制したのは、11年ジョワドヴィーヴルと13年レッドリヴェールで、ともに418キロだった。馬券圏内の好走馬で最も軽かったのは12年3着馬のレッドセシリアで416キロ。東京ホースレーシングの所有馬2頭が名を連ねた。一方、馬体重が最大の勝ち馬はメジャーエンブレム。494キロでの出走で、レッドリヴェールらと比べると80キロ近い差がある。

また、最も馬券圏内に入った騎手は、ジョワドヴィーヴルやレーヴディソールらでここを制している福永祐一騎手(現・技術調教師)。なんと6回も馬券圏内に好走していて、C.ルメール騎手(今年はステレンボッシュに騎乗予定)、武豊騎手、川田将雅騎手(香港遠征)らの3回を大幅に上回っている。

今年の出走馬たちが無事に走り切り、現役時も、引退後も健康に過ごせることを願いつつ、才女たちの激突に注目したい。

ライタープロフィール
緒方きしん
競馬ライター。1990年生まれ、札幌育ち。家族の影響で、物心つく前から毎週末の競馬を楽しみに過ごす日々を送る。2016年に新しい競馬のWEBメディア「ウマフリ」を設立し、馬券だけではない競馬の楽しみ方をサイトで提案している。好きな馬はレオダーバン、スペシャルウィーク、エアグルーヴ、ダイワスカーレット。

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