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ももいろクローバーZが結成15周年イヤーで遂げた進化とは一体何だったのか? 2023年を総括

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 「SHIORI TAMAI 12 Colors」と名づけられた企画のなかで、12カ月連続でソロ曲リリースに挑み、それぞれの楽曲の基となる12シーンの写真を同時に公開。いずれもこれまでの玉井とは一味違う魅力を放っていた。なかでも11月発表曲「ベルベットの森」は、楽曲提供した亀田誠治が「いただいた写真が森のなかでたたずむ詩織さんがいらっしゃって、詩織さんの柔和な表情っていうか、むちゃくちゃ自然体で穏やかな笑顔だったり、穏やかなたたずまいで、ベルベットの帽子と森のなかでたたずむ詩織さんの柔和な表情のなかに、すごくひとりの女性として強い意識というか、何かを決めたり何かを手放したりして前へ進んでいく穏やかさみたいなものを感じて、今回のプロットが自分のなかでできていました」と、玉井の姿から楽曲の着想を得たことを明かしていた。

 これまで「安定感」という言葉でその実力がまとめられてきた玉井だが、実は一流のクリエイターたちの創作意欲を大いに掻き立てるアーティストでもあったのだ。

■ゆず・北川悠仁の提供曲「誓い未来」は“15周年の証”に

 そして最後に触れなければいけないのが、7月から10月までさまざまな地域をまわった15周年記念ツアー『QUEEN OF STAGE 15th Anniversary Tour MOMOIRO CLOVER Z』である。この『QUEEN OF STAGE』という大胆不敵なツアータイトルは、活動初期から日本のあらゆる場所(それはスペース的なことも意味する)で歌って踊り、時にはゲリラ的な企画にも乗り出し、アイドルだけではなくロックバンド、プロレスラー、文化人ら異種格闘技的なトークやライブの競演も経験し、そして『NHK紅白歌合戦』出場や国立競技場での単独公演を実現させるなど、夢を現実にし続けてきた強靭さがあるからこそ名乗れるもの。

 さらに同ツアーのファイナルでは、ゆずの北川悠仁が作詞・作曲(楽曲は岡田実音との共作)を担当した「誓い未来」がサプライズで初披露された。北川は「結成15周年を迎えたももクロの未来へ進んでいく決意を描いた」とリリース発表時にコメントしている。一度立ち止まってこれまでの歩みを噛み締め、そしてさらにその先を見据えて再び進むメンバーの姿が重なる同曲は、まさしく“15周年の証”だろう。

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 今後のももクロの行方について、百田夏菜子は「これからもいろんな選択肢があると思うんですけど、いろんな選択肢を自由に選べるってステキなことじゃないですか。それがアイドルだからできないとか、いろんなイメージやグループ事情があると思うけど、でも私たちは私たちならではのグループらしさっていうことで、その時その時のいちばんいいものをみんなで選択しながら進んでいけたらいいな」とコメントしている。(※3)

 15周年を迎えたが、ももクロにはたくさんの可能性がまだまだ詰まっている。何より彼女たち自身がその可能性を信じ、そしてワクワクしていることが分かる。だからこそ、私たちもずっとももクロのことを好きでいられるのだ。

※1:https://www.asahi.com/articles/ASR656T7PR65PITB00K.html
※2:https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/314215
※3:https://www.youtube.com/Kem2Qint5cc

(文=田辺ユウキ)

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