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『下剋上球児』生田俊平が語る、球児たちの素顔 甲子園出場経験者だからこそできた下剋上

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――あのテープ、鼻呼吸をラクにするやつですよね?

生田:はい。なので、僕は勝手に「楡は鼻炎だ」と言っています(笑)。

――(笑)。球児役のみなさんと過ごす時間が長いと思いますが、どんな刺激を受けていますか?

生田:同世代の人が多いので、刺激しかないです。とくに仮面ライダーや戦隊モノに出ていた(奥野)壮くん、(伊藤)あさひ、かつ(兵頭功海)の3人は芸歴も僕より長くて、スタッフさんに対しての礼儀もしっかりしているし、アドリブとかも自由にやっていて、それに僕たちが引っ張られていく感じがしています。映像でも自分の演技は見られたものじゃなくて、(3人は)やっぱりすごいなとあらためて思いますね。

――生田さんはこれまでにも野球を題材にした作品に出演されていますが、越山高校野球部ならではのことはありますか?

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生田:『ドラフトキング』(WOWOW)のときは野球が上手い人ばかりだったので、初心者の人たちの成長を見て、「こんなに上手くなる!?」と尊敬しています。教えたりもしていたので、親目線になっちゃうというか(笑)。それは今までと違う感覚ですし、その練習のおかげで仲良くなった気がします。

――特に仲良くなった方は?

生田:奥野壮です。壮が一番話していて落ち着くし、一番仲良くなりました。壮は、休み時間にずっとキャッチボールの腕の振りをやっているんです。階段を上りながら腕を振ったりもしていて、「めっちゃ頑張ってるな」って。そういうかわいいところもあるし、内に秘めた熱い男なので、尊敬していますね。

――先ほど小林さんとのエピソードがありましたが、ほかの同期役の方たち(犬塚翔役/中沢元紀、根室知廣役/兵頭功海、椿谷真倫役/伊藤あさひ、日沖壮磨役/小林虎之介、久我原篤史役/橘優輝)のお話も聞かせてください。

生田:僕はイケメンじゃないので、「イケメンはちょっとくらい性格悪くあってくれよ~。性格のよさくらいはこっちにくれ」とか思っちゃうんです(笑)。だから、かつ(兵頭)や(中沢)元紀の性格の良さを見ていると神様は二物も三物も与えるんだと思います(笑)。橘(優輝)は歳が一番下なので後輩力があるというか、ずっとニコニコしていて。なぜか僕にだけはタメ口で、そこすらかわいく思えてしまいます(笑)。(伊藤)あさひは、一番ギャップがありました。(オーディションに合格して)合宿に行くまでは全然話していなかったんですけど、夜にみんなでトランプをして遊んでいたときに、あさひの身の上話が面白すぎて「喋ったらこんなに面白いやつなんだ」と気づきました。1個下だけど落ち着いていますし、とにかく面白いです。

――6人の絆は、撮影が進むにつれて深まっていそうですね。

生田:そうですね。6人で帰るシーンを撮影したときに、「もう俺たちこの作品が終わったら会えないのかな」という気持ちと、「試合に負けたら終わり」という思いがリンクして、すごく寂しくなりました。あのときのみんなはすごくいい表情をしていると思うので、期待して観てほしいなと思います。

●自分に自信がないところは強豪校に所属していたからこそ

――南雲脩司役を演じる鈴木亮平さんの印象も教えてください。

生田:塚原さんからは「もっと自分に寄せていい」と言っていただいていましたが、亮平さんと2人のシーンのときにやりすぎてしまって(苦笑)。「ちょっと楡じゃなくなっちゃってる」となったときに、「セリフが面白いから、そんなに欲しがらなくても大丈夫だよ」と。良かったときには「良かったよ」と肩をポンポンしてくれて、ちょっとしたことですけど、それがすごく嬉しいし、モチベーションが上がりますよね。「もっとやってやろう」って。

――山住香南子役の黒木華さんはいかがですか?

生田:華さんは、まだ緊張しちゃうんです。見るとニコッと笑ってくれるんですけど、キュンとしてニヤニヤしちゃって、お前なにニヤけてんだよ、みたいな(笑)。芝居では、全部を拾ってくれます。アドリブとか、ちっちゃい声でこちょこちょ言っても「うるさい!」と言ってくれたり。セリフとアドリブの境目がないというか、ずっと山住先生で現場にいらっしゃるのがすごいなと思います。

――おふたりのお芝居に触れて、ご自身に活かしたいと感じたところはありますか?

生田:“芝居を固めすぎない”というのはすごく思いました。僕は「こうやってみようかな」と考えてしまうけど、亮平さんと華さんはもちろん考えながらも、現場でいろんな対応ができる。芝居も「人対人」なので、相手がしたことに対して自然と反応する、ということを今後に活かしていきたいです。

――以前、塚原監督は「生田くんはお腹の中から感情が出てくるところが魅力的」とおっしゃっていました。ご自身で、演じるにあたって意識していることはありますか?

生田:その記事を見たときには、うれしすぎて飛び跳ねました(笑)。今まではカメラが回ると緊張してしまっていたけど、「楡だったら絶対緊張しないな」と思ったり、楡に助けられた部分がすごく大きいです。マイペースなところとか、自分のやりたいことをやる、人とズレていてもいいんだ、という楡の性格のおかげで、より自然体にできたんじゃないかなと思います。

――生田さんは強豪校出身で甲子園出場の経験もあるそうですが、演じる上で役に立ったと感じることはありますか?

生田:強豪校にいたにはいたんですけど、同級生から2人プロが出ていて、「やっぱりかなわないな」とすごく自信がない高校生活でした。だから、プレー以外で盛り上げたり、雰囲気を良くすることで、チームの役に立っていた部分が大きくて。その“下剋上魂”は当時からあったので、今回の話は弱小校ですけど、泥臭さとか、どこか自分に自信がないところは、強い高校に行ったからこそ表現しやすかったのかなと思います。

――なんだか、少し意外に感じました。

生田:僕、意外と弱いんです。でも、自信がないように見せないようにするのは得意です(笑)。

――この作品を通して、一番成長したと感じるところを教えてください。

生田:やっぱりお芝居かなと思います。オーディションのときから、芝居経験が少ないので「どうしようどうしよう」とマイナスに考えちゃうことがあって。でも、塚原さんも球児のみんなも「めちゃくちゃいいよ」と言ってくれて、少し自信が持てました。それに、自分自身で「現場を楽しんでるな」と感じて、それは今までになかった感情です。この作品のおかげで、これからも頑張っていきたいな、と思うことができました。

――今後の俳優人生において、この作品をどんな作品にしたいですか?

生田:僕を含め、球児たちみんなが今後活躍したら「すごいメンツが揃っていたんだな」と思ってもらえるはずだし、それが塚原さんやプロデューサーの新井(順子)さんへの恩返しになると思うので、ここで止まらず、頑張っていきたいですね。

――最後に、第8話から終盤に向けての見どころをお願いします。

生田:球児役はみんな、チームとしても人間としても「最初はこうだったけど、今はこうなっている」という成長具合にこだわってお芝居していました。終盤になってくると、視聴者の方もそれぞれのキャラクターがわかっていると思うので、ラストにかけてみんなに感情移入できると思います。南雲監督、山住先生含め、球児のみんながどう下剋上していくのか。楡は、コンタクトを付けてから“覚醒楡”になって協調性が出てくるので、そういう変化も楽しんでいただけたらと思います。

(取材・文=nakamura omame)

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