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ロッテ・鈴木昭汰「全然満足いっていない」も「形ができたというのは来季に向けて良かった」

ベースボールキング

ロッテ・鈴木昭汰「全然満足いっていない」も「形ができたというのは来季に向けて良かった」(C)ベースボールキング

 「シーズン通してみるとまだまだ物足りない結果ですし、全然満足いっていないですけど、後半最後の方、形ができたというのは来季に向けては良かったんじゃないかと思います」。

 ロッテの鈴木昭汰はプロ3年目の今季、13試合・16回1/3を投げて、防御率2.76だった。

 今季に向けて自主トレでは「まっすぐの角度と強さをそれを確率よく上げるためにというのを意識してやってきました」。2月18日の楽天戦が3回・7失点、2月25日の西武戦が4回・4失点と不安定な投球内容だったが、「先発でなくて、中継ぎという感じで投げている。その中でいい割り切り方ができているかなと思います」と、3月に入ってからのオープン戦では、この“割り切り”が良い方向に出て、4試合・4回1/3を投げ、2被安打、0四球、無失点に抑えた。

 また投球フォームも、走者がいないときに大きく振りかぶって投げていたが、「出力も変わらないし、自分の思った通りに投げられているのですごくいいかなと思います」と走者がいない場面でもセットポジションから投げるようになった。

 開幕一軍スタートとはならなかったが、ファームでは4月終了時点で7試合・7イニングを投げて、10奪三振、3与四球、防御率2.57で、5月3日に今季初昇格を果たす。今季初登板となった5月4日の楽天戦、0-1の5回二死一、二塁で先発・森遼大朗の後を受けて登板するも、3安打、2与四球、2失点で翌日に一軍登録を抹消。

 降格後はファームでもピリッとしない投球が続いていたが、「サブローさんからよく助言をもらいますし、ピッチングコーチの大谷さんをはじめよく助言をいただくので、それが良くなってきているのかなと思います」と、6月11日のDeNA二軍戦から7試合連続無失点、6月8日の楽天二軍戦で石原彪に本塁打を打たれたのを最後に打者27人・9イニングを投げ、被安打0、与四球0、奪三振12と、ノーヒットピッチング。

 「今やっている、試合で取り組んでいることだけですね。あとはそれをいくら二軍でやっても意味がないので、上でやらないといけない。しっかり上でやる準備をここでやっているという感じですね」。

 ファームでしっかりと結果を残し、7月4日に2度目の昇格。再昇格後、初登板となった7月6日の西武戦、1回・34球を投げ1被安打、2与四死球、1失点、7月15日に特例2023で一軍登録抹消となった。

 再びファームで過ごすことになったが、降格後も6試合中失点を喫した登板はわずかに1と結果を残し、8月24日に3度目の昇格。

 バースデー登板となった9月7日のソフトバンク戦では、3-7の8回に登板。「ちょっとスライダーがダメだったんですけど、真っ直ぐ主体でしっかり低めに集めることができたので良かったと思います」。先頭の川瀬を2ボール2ストライクから7球目の149キロのストレートでバットを折る二ゴロ、続く三森を1ボール2ストライクから外角低めの133キロスライダーで遊ゴロ、甲斐を初球の144キロストレートで三ゴロで三者凡退に仕留めた。

 「ストライク先行は結果的になっているし、やっぱり二軍でやってきたことを一軍で出すつもりでやってきました。二軍の時もこれを一軍でやらないと意味がないと話したと思うんですけど、それが二軍の時と変わらずに今のところは出せているかなと思います」。

 「インコースは投げ切り方、感覚がすごく良くなってきたので、それだけでは一軍で抑えられない。外の出し入れとかも色々やっていい感じです」。

 「真っ直ぐの質が良くなってきているからファウル取れたりしている。そこは最初よりか明らかに調子が良い」。

 ロングリリーフで存在感を示した。9月17日の西武戦で2回を無失点に抑えた翌日に一軍登録抹消となったが、9月23日に特例2023の代替指名選手で昇格し、そこでも変わらず抑えた。

 クライマックスシリーズではオリックスとのファイナルステージ第1戦こそ1回を投げ1失点だったが、ソフトバンクとのファーストステージ第2戦に登板し2回2/3を投げ無失点。

 夏場以降は一軍の打者に対しストレート、スライダー、ツーシームの中心の投球で抑え込んだ。「(前半戦はストレート、スライダー、ツーシーム中心の投球が)できていないから、前半戦結果残せていなかった。後半できたことを来年はもうひと段落レベルアップしてシーズン通してやっていきたいと思います」。

 球種については「増やしていきたいなと思いますけど、まずは持ってる球種をレベルアップしてプラスアルファでやれればなと思います」とのことで、リリーフでは少ない球種で抑えていたことに関しては「吉井さんにもいいところをどんどん伸ばそうじゃないですけど、自分のいい球をどんどん使って行くべきだと思ったし、それは変えずに来年もやっていきたいと思います」と自身の考えを述べた。

 来季に向けて手応えを掴み、シーズンを終えることができたのだろうかーー。

 「手応えというか、一軍にいなきゃいけないし、一軍で活躍しないといけないというのを考えたら、後半戦にいた時のような立ち位置では駄目だと思うんですけど、来季に繋がることはできたかなと思います」。

 来季はプロ4年目。「1年間しっかり活躍して坂本さんといういい例がいるので、坂本さんに負けないくらい来年はしっかり投げていきたいと思います」。来季こそ、1年間一軍で活躍している1年にしたい。

取材・文=岩下雄太

 
   

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