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フィギュアスケート坂本花織、GPファイナル初制覇へ世界女王の総合力

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新鋭台頭もGPシリーズ2連勝と安定感

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは11月25日閉幕のNHK杯で計6戦が終了し、GPシリーズ上位6人で争うファイナル(12月7~9日・北京)の進出者が出そろった。

4回転ジャンプで世界を席巻したロシア勢の除外が続き、ルナ・ヘンドリックス、ニナ・ピンツァロネのベルギー勢がファイナルに進出するなど勢力図にも変化がみられる女子のフィギュアスケート界。日本勢も新鋭の吉田陽菜(木下アカデミー)と住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)が初のファイナル切符を獲得する中、GP2連勝と世界女王の貫禄を見せたのが2022年北京冬季五輪銅メダルの23歳エース坂本花織だった。

世界選手権は2連覇中。第2戦のスケートカナダ(バンクーバー)で今季世界最高の合計226.13点でGP通算4勝目を挙げると、第5戦のフィンランド大会(エスポー)も合計205.21点で優勝し、GPシリーズ2連勝で安藤美姫に並ぶ通算5勝目を挙げてファイナル進出を決めた。

自身のインスタでは「今年目標のひとつにもしていた “1・1でファイナルを決める” を達成することができとても嬉しいです!」と喜びのコメントをつづった。

スピン、ステップの総合力でトップ譲らず

今季のフリーは米国の女性R&B歌手、ローリン・ヒルのボーカルが響く重厚な曲「Wild is the Wind/Feeling Good」。持ち前の伸びやかなスケーティング技術に磨きを掛けた表現力を生かせるプログラムで、10月下旬のスケートカナダは圧巻の出来だった。

冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を決めると、続く3回転ルッツもきれいに着氷して1.77点の出来栄え点を引き出し、全てのジャンプを成功させた。フリー151.00点、合計226.13点とも今季世界最高で2位に約25点差をつける圧勝だった。

11月中旬のフィンランド大会はジャンプで3回転サルコーなど7本中3本が減点と細かなミスが出たものの、情感を込めたスピンとステップは全て最高難度のレベル4。会場の手拍子に乗って、一つ一つの技の質にもこだわり、表現面を示す演技構成点は1位と総合力の差でライバルにトップの座を譲らなかった。

坂本は自身のSNSで「今大会はスケートカナダとは違い、守りに入った演技になってしまって本来の自分のスケートが出来なかったので、この悔しさをファイナルでぶつけたいです」とコメントしたように「守りに入った演技」を反省しつつ、新たな意欲をかき立てる大会になったようだ。

不思議と表彰台に縁がないGPファイナル

次は主要国際大会で唯一、不思議と表彰台に立ったことがないGPファイナル。2018年大会は4位、チームメートの三原舞依(シスメックス)が初出場優勝を果たした2022年大会は6人中5位と振るわなかった。SP首位に立ちながら、フリーはジャンプでミスが相次いで最下位の6位となり、不完全燃焼に終わった悔しさは忘れていない。

「ファイナルまでの時間を有意義に使いベストコンディションで挑めるよう努めてまいります!」とSNSでコメントした坂本。3度目の正直で悲願達成へ「攻めのスタイル」で頂点を目指す。

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