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【ネタバレ】「相棒22」すれ違いからの悲劇…被害者の死の真相に涙

シネマトゥデイ

すれ違いの物語も「相棒」の醍醐味 – (c)テレビ朝日・東映

 29日放送の連続ドラマ「相棒season22」(テレビ朝日系・毎週水曜よる9時~)第7話「青春の光と影」は、特命係の杉下右京(水谷豊)&亀山薫(寺脇康文)が、伝説的ロックバンドのボーカルの死の真相をつきとめる展開だったが、その意外な真相に息をのんだファンが多かったようだ。「本当に悲しくてボロ泣きした」「胸に残りました」「切ない回だったな」という声がSNSにあふれていた。(以下、第7話の内容に触れています)

 人気ロックバンド「ディープクルー」のボーカル・矢崎浩輔(金子昇)が、路地裏で遺体で見つかった。捜査一課の伊丹憲一(川原和久)や芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)らは傷害致死を疑うが、興味を持った右京と薫は、彼らに邪険にされながらも聞き込みをはじめた。

 ディープクルーは22年前に解散していたが、最近になって過去の動画がSNSでバズッたため、再結成とツアーが決まっていた。「友情っていいもんだってこの年になってはじめてわかった」と再結成を決めたという矢崎の言葉に、「友情はゆっくりと熟す果実。そうアリストテレスが言ってますよ」と右京。「でも、もし友情が果実だとしたらですよ。熟したあとは、腐っちゃうんですかねぇ」という薫に、右京は「亀山くん、君はたまに哲学的なことを言いますねぇ」と応じていたが、メンバーの関係は薫の言葉通り、破綻しているかと思われた。

(c)テレビ朝日・東映

 元アイドルだった別居中の妻・優実(加賀美早紀)は、矢崎は音楽にしか興味がなかったから近々正式に離婚する予定だったという。ドラムの佐光隆吾(川野直輝)は、解散も再結成も勝手に決めた矢崎のことを全員が恨んでいると怒っていた。ギターの林田晃司(江頭勇哉)は曲を盗まれ、ベースの安本早苗(細野今日子)は過去に捨てられたのだという。事務所の社長・吉澤佳代(中原翔子)は5000万円も矢崎に貸していたらしい。誰もが動機を持つ容疑者だった。

 だが、それらはすべての事実ではなかった。過去に林田の作った曲をブラッシュアップして矢崎が歌っていたのは本当だったが、すべてきちんとした契約を交わして、林田に印税が入るように取り計らわれていた。早苗も、アイドルに乗り換えられたのではなく、浮気をしたのは自分のほうだったと告白。不審な顔のあざも、いまの恋人によるものだった。佐光は本職の清掃業のあいまに涙を流しており、社長は金を貸していたのではなく、本来なら矢崎にわたるはずだった金をだまし取っていたのだという。

(c)テレビ朝日・東映

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 現場に落ちていた補聴器から、右京は矢崎が耳を悪くしていたことに気づいた。優実に確認すると、右耳は完全に聞こえず、左耳も補聴器が必須だったという。そのことから、マネージャーの沢村香音(木村葉月)の証言の矛盾に気づいた特命係。彼女は矢崎のファンだったが、自分を無視し、邪険にする矢崎に怒りがつのり、もみ合ったはずみで殺してしまっていた。

 だが、右京が矢崎の部屋で発見したケーキ屋の領収書から、彼が香音に感謝のカードを添えたバースデーケーキを贈る手配をしていたことがわかった。矢崎は声が聞こえてなかっただけで、きちんと香音を認めていたのだ。それを知って、彼女はその場で泣き崩れた。

 「ちょっと悲劇すぎだ」「素直になっていれば……」「ほんとは愛してたのに」など、すれ違いの物語に悲しむ声が多く寄せられているが、「この苦さが相棒だ」「相棒らしい話だったね」という意見も。「相棒」らしさは、いつのまにか捜査に参加していた薫の首根っこを伊丹がつかんで「邪魔すんじゃねーよ、亀」と引きずりだすじゃれあいシーンでも発揮されていた。ちなみに伊丹は、season4第12話「緑の殺意」で女性タレントのファンだったことが明かされているが、矢崎や優実を知らなかったように、基本芸能界や情報一般にうとい。芹沢がお調子者的な反応をするのも相変わらずだ。それらもまた「相棒」らしさだろう。(文・早川あゆみ)

 
   

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