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広島・黒原拓未 この2年を取り返す気持ちで/秋の収穫

週刊ベースボールONLINE


2年間未勝利も、初勝利の先の高みを目指す黒原

 宮崎・日南キャンプのブルペンで、黒原拓未が度胸満点の1球を投じた。実戦想定で打席に立つ新井貴浩監督の胸元を厳しく突いた速球。通算2203安打の指揮官は、「俺ぐらいのバッターには、そこを使わんと抑えられんよ」と笑みで応えた。今秋最後のブルペンで最多の139球を投げ込んだ2年目左腕は、「しっかり球数を投げて、バランスと力の入れ具合で得たものがあった」と充実の表情を浮かべた。

 キャンプ初日だった11月6日の紅白戦では、首脳陣の発案で得意とするカットボールを封印して臨みながら5回3安打1失点。6奪三振で無四球という好投だった。12日の侍ジャパンとの練習試合でも先発を任され、3回1失点。3年目につながる“実りの秋”となった。

 2022年ドラフト1位で入団しながら、未勝利のまま2年目を終えた。だが、この秋の姿には新井監督も「『来年、初勝利!』と思っていないと思う。もっと高いところに目標を置いているんじゃないかな」と成長を感じ取る。黒原自身も「自分に求められているもの、目指すべきところは、そこ(初勝利)じゃないと思っている」と自覚している。

 同期の2位入団で今季4勝の森翔平の存在も刺激になる。「負けないように。この2年は納得のいかない期間。来年こそ、何としてでも一軍でしっかり結果を残せるように。取り返すぞという気持ち」。今季、先発ローテーションを支えた左腕は床田寛樹だけ。オフシーズンも飛躍に向けた鍛錬の日々を送り、大瀬良大地、九里亜蓮、森下暢仁を含めた“4本柱”に食い込んでみせる。

写真=BBM
 
   

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