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初の弁護士役で志田未来が見せた好演に心打たれる!練り込まれたストーリーも絶品のリーガルミステリー「勝利の法廷式」

HOMINIS

あどけなさを残す面立ち、強く輝く大きな瞳。子供の頃から子役として、映画やドラマで活躍してきた女優・志田未来。14歳の中学生が妊娠する衝撃作「14才の母」で主演し、史上最年少の13歳で第15回橋田賞の新人賞を受賞するなど、10代前半から”演技派女優”として高い評価を得ている。

そんな志田が弁護士役に初めて挑戦した作品が、今年4~6月に放送されたドラマ「勝利の法廷式」だ。演じるのは主人公の弁護士・神楽蘭で、幼い頃に天才子役として活躍していた経験を持つ。志田は本作の役柄について「私自身と通ずるものがあり、ぜひやらせていただきたいと思った」と語っている。強い思い入れを持って臨んだであろう作品だけに、ここでは志田の演技に注目してみたい。

「勝利の法廷式」で弁護士を演じる志田未来

(C)ytv

弁護士の神楽蘭は1年前の裁判で、親友の早乙女花(北乃きい)の冤罪を晴らすことができなかった。それがトラウマとなって弁護士という仕事から離れ、鬱屈とした日々を送っているところから物語は始まる。

オープニングの回想で花と見つめ合う真摯な瞳、法廷での緊迫した表情ももちろんだが、やさぐれた蘭を演じる志田の演技も非常に味がある。部屋を訪ねてきた後輩弁護士・流川蒼(高橋優斗※「高」は正しくは「はしご高」)に「(弁護士に)復帰したんですよね」と言われ、「は…?」と短く答える様子は厭世観がたっぷりで、蘭の現状がよく現わされている。

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だが流川の訪れによって、蘭は”神楽蘭”を名乗る弁護士のブログの存在を知る。何者かが蘭の名を使って作ったものらしいが、ブログが炎上し蘭のSNSに飛び火したため、運営者に会いにゆくことになる。

(C)ytv

そこに現れたのが、風間俊介が演じる天才脚本家・黒澤仁だった。無愛想な上に高圧的、何を企んでいるかわからない謎の人物だ。突き刺すように言葉を継ぐ黒澤との出会いは驚きの連続で、大きな瞳が更に大きくなったり、遠慮がちだったり、ちょっと強気に責めたり、志田持ち前の愛らしさも存分に発揮されている。

黒澤の家に”神楽蘭”への依頼人が現れたことで、蘭は弁護士としての活動を再開する。法廷の動向を読み切って書かれた黒澤の脚本を元天才子役の蘭が演じ、依頼人を勝訴に導くという斬新な設定のドラマが幕を開ける。

当初の蘭は過去のトラウマもあってか、弱気な印象を受ける。依頼人が働いていた会社を訴えるとなった時には不安げな表情を見せ、法廷で証人に裏切られた時には頭の中が真っ白になっているのが伝わってくる。口頭弁論が失敗した後には、声を震わせ消え入りそうなほど落ち込んだりもする。

しかし黒澤の叱咤もあって、蘭は弁護士としての信念を取り戻していく。黒澤に「(依頼人を)見捨てるのか」と問われた時の、心の奥に手を突っ込まれたような眼差し、大切なことを思い出した表情。また、真実を明らかにするだけでなく「裁判が終わった後も、生き続けてほしい。前を向いて」と、依頼人を含め関係者の未来まで考えている姿からは、神楽蘭という人物の想いだけでなく、温もりまで感じるほどだ。そして法廷での凛とした姿と、真実を追求していく強い瞳。当初の弱々しさは消え、蘭が弁護士として成長していく姿までも伝える志田の演技力はさすがと言えるだろう。

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