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ホアキン・フェニックス主演『ナポレオン』当時の流行やサイズを再現した衣装デザイン画公開!

MOVIE WALKER PRESS

アカデミー賞作品賞に輝いた『グラディエーター』(00)以来23年ぶりにタッグを組んだ、ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督が贈る『ナポレオン』(12月1日公開)。このたび、本作を彩る衣装デザイン画が解禁され、デザイナーによるコメント、ヴァネッサ・カービーの特別映像が到着した。

歴史に名を連ねるフランスの皇帝ナポレオンの真の姿を圧倒的なスケールで描く本作。天才的な軍事勢力で皇帝の地位に上り詰めたナポレオン(フェニックス)。最愛の妻ジョゼフィーヌ(カービー)との奇妙な愛憎関係のなか、フランスの最高権力を盾に何十万にもの犠牲をだす幾多の戦争を次々と繰り広げていく。冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもってヨーロッパ大陸を手中に収めていくナポレオンだったが、フランスを守るためだったはずの戦いはいつしか侵略、そして征服へと姿を変えてしまう。


今回解禁となったのは、そんな本作を彩る艶やかなドレスや精巧に作られた軍服などの衣装デザイン画。衣装は当時の空気を作りだす重要な要素であるため、緻密な時代考証のもと製作された。ドレスを担当したのは、スコット監督と何作にもわたり仕事をしてきた衣装デザイナーのジャンティ・イェーツ。フランス革命前後は、デザインや素材の流行が移り変わり、人々のファッションに対する美意識が大きく変化した時代。そんな当時のトレンドをジャンティは「革命後のファッションは過激そのもの。全身が透けたメッシュドレスに大胆すぎる胸元。そしてド派手な帽子…」と解説する。また、様々なリサーチによって、衣装は単なる小道具ではなく、ジョゼフィーヌの時間軸や、彼女とナポレオンとの関係性を表す重要な要素に。「ジョゼフィーヌの地位が上がってからは、私たちはシルバーとゴールドにこだわりました。彼女のガウンはシンプルなものから華やかなものになり、多くのジュエリーを身につけるようになりました」とジャンティは彼女の衣装へのこだわりを明かした。

そんな衣装を身にまとうジョゼフィーヌを演じたカービーは、「衣装の変遷は壮観でした。首の赤いリボンはギロチンの象徴で、当時のトレンドだった。ジョゼフィーヌは時代の最先端であり、ファッションアイコンでした」とジョゼフィーヌの社会的地位の変遷が衣装を通して表現されていると言及。さらに「ドレスは素晴らしいものでした。ジャンティは天才です!すべてが実際のドレスをもとにジャンティがデザインしたもので、完全に手作り。そしてそれぞれのドレスに施された技巧に驚きました。30秒のシーンでさえ、驚くような衣装が用意されているんです。毎朝、どのドレスを着るかを選ぶのが楽しみでした」とジャンティのデザインしたドレスについて絶賛を送った。

そして『プライベート・ライアン』(98)でキャリアをスタートさせ、スコット監督とは『キングダム・オブ・ヘブン』(05)、『アメリカン・ギャングスター』(07)でコラボレートしてきた軍服衣装デザイナーのデビッド・クロスマンが軍服を担当。帽子が印象的なナポレオンだが、クロスマンは「現存する当時の帽子を徹底的に調べ、すべてが正しい比率になるようサイズをコピーしました。大きな帽子は人に恐怖感を与えるので、他の映画ではとても小さく縮小された帽子が使われていることが多いのですが、本作では正確なサイズとスケールのものを使うようにしました。ホアキンが被っているのは典型的なナポレオン・ハット(二角帽子)です」と、サイズまでもが忠実に再現されていることを明かした。

またクロスマンは、ナポレオンの内面についてクロスマンは衣装の面からナポレオン自身の内面をこう考察している。「皇帝になる頃には、よりシンプルな軍服に移行していきます。これは“もっと目立たないようになりたい”、そして“もっと印象を薄くしたい”という彼の思いを強く反映しているのだと思います。ナポレオンには矛盾するさまざまな側面があり、だからこそこんなにも興味深いのだと思います」と考察。さらに兵士たちが着る膨大な衣装についてクロスマンは「レンタルすることもできなかったので、衣装の約95%を作り上げました。すべてを時間内に仕上げようと急ぎ、工場が破綻しそうにもなりました。リドリーの仕事の早さにより、ある週は戴冠式、次の週はワーテルローの撮影…」と恐るべき裏話を明かした。

英雄と呼ばれた男、ナポレオンと妻ジョゼフィーヌの複雑な愛憎関係を描く本作。ぜひ物語だけでなく2人の衣装にも注目して鑑賞したい。

文/サンクレイオ翼
 
   

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