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12月10日(日)まで|一葉記念館 特別展「一葉が生きた 明治の東京」開催中

いろはめぐり

こんにちは、とくらです。
そろそろ年末の足音が聞こえてくる季節になりました。

来年2024年には、またお札のデザインが変更になるようですね。
5000円札の新渡戸稲造の肖像画が樋口一葉に変わったのも随分最近のことのように感じていましたが、2004年に発行されているので、実はもう18年前のことなんですね…

時の流れの速さには本当に驚かされるばかりです
さて、今回は現在開催中の一葉記念館特別展「一葉が生きた 明治の東京」についてご紹介します。

 目 次

  • 1 一葉記念館 特別展「一葉が生きた 明治の東京」
  • 2 現代にも影響を与える樋口一葉
  • 3 まとめ

一葉記念館 特別展「一葉が生きた 明治の東京」

現在、一葉記念館 特別展「一葉が生きた 明治の東京」が一葉記念館で開催中です。
会期は2023年10月21日(土)~12月10日(日)まで。
本展では、24歳の若さで亡くなるまで東京で暮らし、明治期の東京を舞台とした多くの作品をのこした樋口一葉の日常や作品の世界、錦絵や写真、新聞などを通じて明治の東京の環境や暮らしについてを紹介しています。
会期:2023年10月21日(土)~12月10日(日)
場所:一葉記念館
入場料:一般300円(200円)、小中高生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳、療育手帳、精神障碍者福祉手帳、特定疾患医療受給者証をお持ちの方とその介護者の方は無料
住所:東京都台東区竜泉3丁目18番4号
アクセス:
地下鉄:日比谷線「三ノ輪」駅 徒歩10分 都バス(都08系統):日暮里駅(東口)⇔錦糸町駅(北口) (※いずれも「竜泉」下車) 徒歩3分 北めぐりん:「一葉記念館入口」下車 徒歩2分 ぐるーりめぐりん:「一葉記念館」下車 徒歩5分 つくばエクスプレス:「浅草」駅 徒歩15分

現代にも影響を与える樋口一葉

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明治時代の文筆家であった樋口一葉ですが、現代を生きる我々にも大きく影響を与えています。
まずは、彼女が女性文学の地位を築いたたということが大きな功績です。
樋口一葉は明治時代から大正時代初期にかけて、女性の生活や感情に焦点を当てた作品を執筆し、女性文学の先駆者としての地位を確立しました。その影響は現代にも続き、彼女の作品は女性たちにとっての重要な文学的遺産となっています。この活躍は、ジェンダー論にも大きく貢献しています。

一葉は、女性が社会的な期待や制約に縛られつつも、その中で自己を見つけ、表現しようとする姿勢を描写しました。
彼女の作品はジェンダーの分野にも貢献し、女性が自らのアイデンティティを模索し、社会にアクティブに参加する重要性を示唆しているのです。
当時の日本では女性の地位はまだまだ低いものだった中でも、女性の自己実現を描いたことはとても重要な実績ではないでしょうか。
一葉の存在が、後の文学界に影響を与えたであろうことは想像に難くありません。
たとえば、代表作「たけくらべ」は次のような内容です。

物語は、主人公である高木お栄と鰹屋お初という二人の女性を中心に展開されます。高木お栄は、美しい容姿と立ち居振る舞いから、地元の町人たちからの注目を浴びています。一方で、鰹屋お初は地味で目立たない存在です。
お栄とお初は互いに友情を抱きつつも、お栄の美しさが原因で彼女たちの関係に緊張が生じます。お栄が結婚することになり、お初はそれを良しとせず、お栄に対抗心を燃やすようになります。両者は美しさや結婚において争い、お初はお栄に対して鰹屋での仕事での勝負を挑むことになります。
結局、お初はお栄に勝利し、お栄は結婚に向けて一歩を踏み出すことになりますが、物語は彼女たちの複雑で微妙な感情や競争の中にある女性同士の友情や葛藤を描いています。

この作品は、女性同士の微妙な心理や社会的な比較を通して、当時の女性たちが抱えた複雑な感情を繊細に描き出しており、樋口一葉の独自の文学的視点が存分に発揮された作品となっています。
また、女性の在り方だけでなく、社会的に自己表現と個の重要性について描いている点も現在の価値観に通ずるものがありますよね。
自身が貧しい暮らしをしたこと、女性として生きたこと、教育を受けられなかったこと。
それらのいくつもの要因が一葉のこうした作品を作る上での土台となっているのでしょう。

一葉の文学は、個々の人間が社会の枠にとらわれずに自己を確立し、表現することの重要性を強調しています。
樋口一葉の文学的業績は一葉が活躍した当時の社会だけでなく、現代においてもなお深い影響を与え続けているのです。

まとめ

明治時代というと、とても昔のように感じますが、フェミニズムやジェンダー論について示唆に富んだ内容の物語を描いた樋口一葉。
彼女は肺結核で24歳という若さで亡くなってしまいましたが、もう少し後の世を見ていたらどのように思うのでしょうか。
また、大正、昭和、平成と続く時代の中でのジェンダー論やフェミニズムを取り巻く環境や活動ももう少し変容していたのかもしれません。
特別展「一葉が生きた 明治の東京」は12月10日(日)まで。
気になったら急いで見に行ってみるのが吉ですよ!

 
   

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