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【クイズ】明治時代に建てられた「鹿鳴館」。上流階級が集まって何をしていたでしょう?

こいつら邪魔だな。水場を独占したいカラスの悪だくみにひっかかってしまうハゲワシたち

カラパイア


 ご存じの通りカラスは知能が高い。目的を達成するためなら知恵を働かせ、不可能を可能にしてしまうすごいヤツらなのだ。

 水場のある場所にいたのは2羽のハゲワシと1羽のカラス。カラスはそこにある水場を独占したかったようだが、体の大きなハゲワシの存在が邪魔だったようだ。

 そこでカラスはある方法を使ってこの2羽を立ち退かせることに成功させる。さて、どんな手口をつかったのか、みんなで考えよう!



Clever crow outsmarts TWO turkey vultures with ONE move

2羽のハゲワシを水場から追い払うためにカラスがとった方法は?

 芝生に埋め込まれた丸い容器の中には水が入っており、動物たちが水を飲めるようになっている。そこにいたのは2羽のハゲワシたちと1羽のカラスだ。

 1羽のハゲワシが水を飲んでいる。するとカラスはそのハゲワシの後ろに飛んできて、もう1羽のハゲワシを見ながら何やら考えているようだ。

 カラスはある作戦を思い付いた。

 水場に近い方のハゲワシを後ろからクチバシでつついてすぐに飛び立っていく。ちょっかいをだされたハゲワシはカチンときた。

 今その場にいるのはもう1羽のハゲワシだけだ。

 ハゲワシは「おまえ、やりやがったな!」とばかりに、もう1羽のハゲワシを追いかけはじめた。2羽が飛び立って喧嘩している間にちゃっかり戻ってきたカラス。

 水場はカラスの独占状態となった。

 やれやれ、これでリラックスできるぜ。とばかりに水遊びまではじめる始末。

 入浴時間が短いことを「カラスの行水」というが、実際のカラスはかなりゆっくり楽しみながら水の中にいるようだ。

 水場を独占したいがために、ハゲワシ同士で喧嘩をするようけしかけたのか?あるいは「こいつらに喧嘩させたら面白そう」的ないたずら心からだったのか?

 その目的はカラスに聞いてみなければわからないが、カラスは知恵が働くということだけはよくわかる事案だ。

カラスの知能

 賢いカラスの知能の高さに関しては、様々な研究が進んでいる。道具を使いこなすのはもちろん、道具を作ることもできるし、その道具を使うことを楽しんでいることもわかった。人間がもつ「達成感」がカラスにもあるのだそうだ。

 また、人間を含む一部の霊長類が持っている「自分の心の中を振り返る」という高度な認知能力も持っているという。

 他にも「ゼロ(0)」の概念を理解していたり、過去のデータをもとに統計的推測をすることができたりと、その知性を示す証拠は枚挙にいとまがない。

 社会性も高く、味方と認識した者に対しては思いやりを示し、敵に対しては徹底排除しようとするところもあるカラス。やはり人間はカラスと共存の道を模索することで、見えてくる未来がありそうだ。

written by parumo

 
   

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