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子供に見える23歳の妻を持つ夫、街で“変人”と怒鳴られるも「否定的な声は気にしない」(英)

Techinsight

イギリスに住む23歳の女性は、幼少期に病気を患い、今でもかなり幼く見える。普通に恋愛や結婚をするのは難しいと思っていた女性だが、運命の男性と出会って結婚し、2人の子供をもうけることができた。しかし女性の容姿が子供のように見えるせいで、夫は見知らぬ人から非難を受けることがあるそうだ。英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えている。

英デボン州オークハンプトンで農業を営むジョナサン・アシュトンさん(Jonathan Ashton、28)と妻リンジーさん(Lyndsey、23)は、昨年5月に結婚し、2人の子供にも恵まれて幸せな家庭を築いている。しかし2人には、普通の夫婦にはない大きな悩みがあった。

リンジーさんは5歳の時、筋肉などの軟らかい組織(軟部組織)に悪性腫瘍が発生する小児がんの「横紋筋肉腫」を発症した。左目の奥にある下垂体に腫瘍ができたことにより成長ホルモンに影響が出てしまい、リンジーさんの身体の成長はほぼ止まってしまったのだ。

その後、がんを克服したリンジーさんだったが、現在23歳になるにもかかわらず身長が4フィート10インチ(約147センチ)しかなく、幼い顔をしていることから見た目が12歳ほどの子供にしか見えない。それでもジョナサンさんは、リンジーさんを妻として、そしてひとりの女性として愛してきた。

仲睦まじい夫婦だが、ジョナサンさんはリンジーさんと一緒に街を歩いていると、彼女があまりにも幼く見えるために親子と間違われたり、「なんで子供と手を繋いでいるんだ。変人め!」と怒鳴られることもあったそうだ。

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そんなことが頻繁に続くため、ジョナサンさんはリンジーさんと一緒に外出するのを恐れるようになった。それはリンジーさんにとって悲しいことだったが、幼い頃に発症した横紋筋肉腫により、結婚することや身体が小さいために子供を持つこともできないと思っていたこともあって、今の生活は幸せと言えるようだ。

そんなリンジーさんとジョナサンさんの出会いは2016年5月、リンジーさんが16歳の時だった。当時21歳だったジョナサンさんは、学校が終わった後にリンジーさんの父親アランさん(Alan)のガレージでアルバイトをしていた。

初めてリンジーさんと対面した時、ジョナサンさんは彼女が12、13歳くらいの子供だと思ったという。ところがある日、ジョナサンさんはリンジーさんの母親サラさん(Sarah)に「あなた、いくつなの? 独身?」と聞かれ、リンジーさんとの交際を勧められたそうだ。

その後、2人は交際することになり、2021年7月に長男のフリン君(Flynn)が誕生し、昨年5月11日に結婚した。

リンジーさんは日々の生活をSNSに投稿しているが、「大人の格好をして遊んでいる9歳児」「本当は10歳なんでしょ?」といった心無い声が届くこともあるという。しかしリンジーさんは、そんな否定的な言葉を気にすることもなく、昨年に受けた英メディア『The Sun』のインタビューでは次のように述べていた。

「批判的な言葉には慣れていますが、時間をかけて『コメントする前によく考えるべき』と人々に伝えていこうと思ってます。攻撃してくる人たちを私は哀れに感じます。もし彼らの娘が私と同じような経験をしたら、彼らは違う考えを持つでしょう。それは私の経験したがんの影響について、認識を高める良いきっかけでもあると思っています。」

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