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もー見てられにゃい!子育達人の母猫が隣家の新米母犬の子を誘拐してお世話しちゃう

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 動物の母性は偉大だ。時にそれは種の違う動物にすら発揮される。閑静な住宅地で隣り合う2つの家族に心温まる物語が展開されていた。

 ジョンソン家にはこれまで何度も出産経験のあるベラという名の猫が暮らしていた。その隣家にはデイジーという名の犬が暮らしている。両者は隣同士ということもあり親睦を深めていた。

 そんなある日、ベラとデイジーがほぼ同時期に出産した。デイジーは初めての子育てに戸惑っており、子犬たちの鳴き声が頻繁に聞こえてくる。

 ベラはその声を無視することができない。「あーもーみてらんない、私がなんとかしなきゃ!」とばかりに、デイジーの子犬たちを1匹ずつ口でくわえて運び出し、丹念にお世話をしはじめたのだ。



母猫が隣の家の犬が産んだ子を誘拐

 閑静な住宅地でジョンソン家とアンダーソン家という2つの家族が隣同士で暮らしていた。家族同士で交流を続けていた。

 ジョンソン家にはベラという子育て経験豊かな猫がいて、これまで多くの子猫たちの面倒を見てきた。一方、アンダーソン家にはデイジーとい元気いっぱいの犬がいる。ペット同士もとても仲良しだ。

 ベラは再び出産し、子育てを開始した同時期にデイジーも出産した。デイジーにとっては初めての出産で、初めての子育てである。

 ベテランママのベラは自分の小さな子猫たち何を要求しているのかもすぐわかる。お乳を与え、お昼寝をさせ、毛づくろいを怠らなかった。

 ところがデイジーは母親としての役割に圧倒され、なかなかうまく子育てができずうろたえるばかり。子犬たちは頻繁に鳴いている。

 その鳴き声はベラの耳に届き、彼女の母性本能がうずきはじめた。子犬たちの悲しい声を無視することができなかったようだ。

 ある日ベラは思い切った行動に出た。彼女は静かにアンダーソン家の庭に忍び込み、1匹ずつ子犬を口でくわえて、ジョンソン家の居心地の良い場所へと連れて行ったのだ。

子犬を誘拐し、自ら面倒をみはじめた母猫

 アンダーソン家は子犬たちがいなくなったことに気づき、心配してあちこち探し回ったがどこにもいない。

 そこで隣に住むジョンソン家のターナー夫人に聞いてみたところ、ターナー夫人はベラがこっそり子犬たちをフェンス越しに運んでいるのを目撃していた。

 アンダーソン家の人は婦人と一緒に様子を見に行ったところ、ベラが熱心に我が子同然に子犬たちに愛情とケアを与えていた姿に遭遇する。

異種の友情は受け継がれ、子猫と子犬も仲良しに

 ベラのやさしさに感動したアンダーソン家は、しばらくの間、子犬たちのお世話をベラに任せることに決めた。

 時が経つにつれ、ベラの子猫とデイジーの子犬の赤ちゃんたちは一緒に成長し、予期せぬ美しい絆を築いたという。

 最初は母親として戸惑っていたデイジーも、ベラから子育ての方法を学び、子猫たちを自分の子供のように愛し、守るようになったという。

 種が違っても動物たちはお互いに思いやり、信頼関係を築くことができる。特に母性本能が炸裂する子育て時期は、全ての赤ちゃんを全力で愛し、守ろうとする本能があるようだ。

written by parumo

 
   

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