前田拳太郎と柏木悠(超特急)がW主演を務める深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」の10作品目『君には届かない。』(夜1:03-1:33、TBS※一部地域をのぞく)の最終回となる第8話が11月14日に放送された。付き合い出したヤマト(前田)とカケル(柏木)が手を繋いで丘を登っていくラストシーンに胸がキュンとときめいた。(以下、作品のネタバレを含みます)
■心かき乱される“ぴゅあキュン”ボーイズラブストーリー
同ドラマは、累計発行部数75万部を突破したみかによる同名コミックが原作の心かき乱される“ぴゅあキュン”ボーイズラブストーリー。幼なじみの相反する2人が引かれ合うも伝えられないもどかしさと葛藤を少女漫画のような繊細なタッチで描いていく。
前田は、スタイル抜群で成績優秀、女子の憧れの的である高校生・ヤマトを、柏木は、成績はイマイチだが明るく平凡な高校生・カケルを演じる他、2人のクラスメート役で田中偉登、松本怜生、百瀬拓実、福嶌崇人(Hi-Fi Un!corn)、ヤマトの妹・ミコト役で紺野彩夏、ヤマトとカケルの担任で数学教諭・村セン役で板倉俊之(インパルス)が出演。
■付き合ってくださいと伝え合い、キスを交わした2人
ヤマトとカケルは幼なじみで親友。容姿端麗で成績優秀のヤマトはよく女の子から呼び出されて告白されるがいつも断ってばかり。一方のカケルは、成績はイマイチで平凡。しかし、穏やかで明るく周りにはいつも誰かがいる。
保健室で付き合ってくださいと伝え合い、キスを交わしたヤマトとカケル。村センが保健室にやってきてカーテンをあける…。
■手と手を繋いで仲睦まじく丘を登っていくヤマトとカケル
カケルは寝ていてヤマトはベッドに腰掛けており、村センが「大丈夫か?」と尋ねる。「ちょっと具合悪いみたいで…」とヤマトが答えると、村センは「じゃ、ちょっと寝かせておくか」と出ていく。
ギュッと目を瞑って必死に寝たふりをするカケルに、ヤマトはおやすみと言っておでこにキスをする。カケルは驚いて目を開けて、布団を頭からかぶる。
下校時間に丘を登るヤマトとカケル。途中でカケルはへそを曲げて立ち止まり、ヤマトは「おいてくからな」と先に登っていく。しかし、戻って「一緒に帰ろ」と手を差し出し、カケルもそれに応えて手をつなぐ。「この気持ちが君に、届くように」と、ともに思い合う2人。笑いながらヤマトとカケルが丘を登っていき、最終回は幕を閉じた。
付き合い出したばかりの2人の姿がかわいらしく、明るい未来を感じさせ、胸がキュンとときめいた。
◆構成・文=牧島史佳
前田拳太郎“ヤマト”と柏木悠“カケル”が手を繋いで歩いていくラストシーンに胸キュン<君には届かない。最終回>
2023年11月20日