19日におこなわれた「FIGHT CLUB」で「YA-MAN」(登録者数7万人)に1回KO負けを喫した「朝倉未来」(同329万人)が同日深夜、YouTubeを更新し、引退を示唆しました。
記憶が飛んだ朝倉「客観的に見て引退っすね」
試合後2~3時間で撮影されたというこの動画で、「記憶がないんだけど」と切り出す朝倉。試合の記憶はもちろん「自分が何者かもあんまわかってないっていうか、調べたらYouTubeやってたりで」と、自分についてもかなりの記憶が飛んでいるようです。
試合の映像を見たという朝倉は、「完敗してました」と振り返り、「客観的に見て引退っすね」とコメント。記憶が飛んでいるため自身について調べ、「びっくりしましたよ。アンチが多くて」「(朝倉は)生意気なやつですね」と語りました。
記憶がないぶん客観的に見れたらしく、朝倉は、自身「終わりですね、格闘家として」「明らかに中途半端だし、今率直な感想としては引退ですね」と再び引退を示唆。KO負けのため3カ月は試合ができませんが、「RIZINにお世話になったんで最後に試合したほうがいいかな」と語りました。
現在31歳の朝倉。もともと30歳での引退を宣言していましたが、今年それを撤回しています。
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格闘技で20年間戦い続けてきたことを「結構頑張ってきましたね」と振り返り、部屋を見回すと「こんな家も住んでるわけじゃん。ハングリー精神なくなったんだろうね」とコメントしました。
普通に俺は多分引退します
スタッフが、今後考えが変わるかもしれないため「(結論は)ゆっくりでいいんじゃない?」との言葉があると、
記憶が完全に戻ってないからこそ、客観的に見て引退かなって。引退したほうがいいんじゃないかなって。「朝倉未来」っていう人物が
普通に俺は多分引退します
と再び引退に言及しました。
朝倉は、今後もBreakingDownなどで格闘技の良さは今後も伝えたいとしながら、「自分自身は引退ですね」と話し、
朝倉未来の役割がまだ残されてるのかわかんないけど、本当に長い間ね、ありがとうございました
とファンへの感謝を述べました。
試合のダメージについては、頭痛はなく「フラフラする感じ」「いい気持ち」とのこと。試合での落ち方が危なかったため、心配したスタッフが朝まで付き添うと申し出ると、「一緒にはいいや。なんか死んでもいい感じなんだよな今、気分的に。このまま」と答えました。