
ASH DA HEROをホスト役に、毎回ゲストを迎えてトークセッションを繰り広げる連載が“TALKING BLUES”だ。あるときは同じミュージシャン目線で、またあるときは異ジャンルに斬り込む対談企画にはこれまで、L’Arc-en-CielのHYDEやKenといった大先輩や、目標であるThe BONEZやROTTENGRAFFTY、海外からSimple Planを迎えるなど、会話で深く熱くセッションしてきた。
◆ASH DA HERO × GRANRODEO 画像
第16回目のゲストはGRANRODEOだ。両バンドは同じレーベル所属の先輩後輩という間柄ではあるが、「うちらとGRANRODEOさんという組み合わせは意外かもしれないんですけど、実はこれまでいろんな接点があった」というASHの言葉どおり、バンド同士の面識は7年以上、ギタリストのふたりは師弟と言っていい関係性を築いている。
9月にメジャー2ndフルアルバム『HUMAN』をリリースしたASH DA HEROは現在、同アルバムを携えて全国ツアー<ASH DA HERO LIVE TOUR 2023-2024>を開催中。一方のGRANRODEOも8月にTVアニメ『文豪ストレイドッグス』第5シーズンオープニング主題歌「鉄の檻」をリリースし、現在<GRANRODEO LIVE TOUR 2023 “Escape from the Iron cage”>を開催中だ。さらに同ツアーは12月10日、KT Zepp Yokohamaにて<GRANRODEO LIVE TOUR 2023 “Escape from the Iron cage” meets ASH DA HERO>と題し、両バンドによる初のツーマン開催が決定している。ASH(Vo)とNarukaze(G)にとっては夢の実現と言える対バン直前に行なった対談は、ボーカリストのKISHOW × ASH、ギタリストのe-ZUKA × Narukazeによるライバルとも兄弟とも言える熱く温かなトークが繰り広げられた。

◆ ◆ ◆
■“良かったね”という気持ちがある
■Naru君とはご縁を感じるからね
──まずはASHとGRANRODEOの馴れ初めからお願いします。
ASH:まだ僕がソロで活動していたとき、地元・愛知県の<NAGASHIMA COUNTDOWN & NEW YEAR’S PARTY 2016>というイベントに出演したんです。そのイベントにはNaru(Narukaze)君にサポートでギターを弾いてもらって。GRANRODEOさんとは「初めまして!」って感じだったんですけど、イベントだったので、あんまりゆっくりお話ができなかったんですよね。
KISHOW:大晦日だよね? すごく寒かったのを覚えてる。
e-ZUKA:僕はASH君のことよく覚えているよ。喫煙所でも一緒だったから。会ったときは、“踏み台にさせてもらっていいですか”って感じの圧がすごくてね(笑)。“ちょっともうASH君のカカトが、俺の頭にすでに当たっちゃってるんだけど”ぐらいの(笑)。それぐらい向上心がすごかった。
ASH:そんなに。マジですか(笑)?
KISHOW:ASH君との出会いをそこまで明確に覚えてるんだ?
e-ZUKA:覚えてるよ。なんていうか、清春さんに雰囲気が似ていると思って。すごく好青年で下から来る感じ…でもずっと頭を踏まれていたんですけどね(笑)。
ASH:ははは。清春さんみたいだなって話をしていただいたのは覚えています。「尖ってて、いいね」って。だから僕も、「ASHといいます。よろしくお願いします!」って挨拶を…e-ZUKAさんをグイグイ踏みつけながら(笑)。もちろんウソですけど。地元開催のイベントだったんで、ちょっと調子乗ってたかもしれないです。その節はすみませんでした。
KISHOW:グルーヴがちょっとヤンチャ系なんだね、ASH君は。いいね〜、“縦のラインはしっかりさせていただきます”みたいな。
e-ZUKA:そう。だってヤンチャな人のほうが縦社会がしっかりしてるから(笑)。

▲KISHOW(Vo)
ASH:そんな「初めまして」の出来事が2016年。そのイベントのときはKISHOWさんとあまり話せる時間がなかったので。
KISHOW:俺はもうタバコをやめていたから、喫煙所に行かなかったし。
ASH:だから本当にご挨拶ぐらいしかできなかった。ところがその1年後ぐらい、ある友人から夜中に電話が掛かってきたんです。「今からスペシャルゲストを呼ぶから」って言われて。そうしたら「どうも、KISHOWです」って電話口の再会が一度あったんです。
KISHOW:うんうん。
ASH:たぶん飲んでいらっしゃったと思うんですけど。電話越しにKISHOWさんが熱い話をしてくれたんですよ。23分ぐらい(笑)。
KISHOW:そんな細かい分数まで覚えてるんだ(笑)!?
ASH:2017年ぐらいだったんですけど、僕の曲の感想を語っていただいて。僕も「そんなに知ってくださっているんですか!? ありがとうございます!! <NAGASHIMA COUNTDOWN & NEW YEAR’S PARTY 2016>でご挨拶させていただいた以来だと思います」って。
KISHOW:正直言うと、薄ぼんやりとしか思い出せない…おそらくお酒がだいぶ入ってたときだったと思うから。そのとき失礼なこと言ってないよね?
ASH:むしろ、めちゃくちゃ嬉しいことを言ってくださって。
KISHOW:僕はね、人を褒めちゃうんですよ。クセなんですよ、褒めちゃうのが。
e-ZUKA:クセってことは本心じゃないってこと(笑)?
KISHOW:いやいや、本心だから。それを褒め言葉に広げて膨らますこともできるっていう。そういうクセ。
ASH:なんなんだろう!?ってぐらい褒めちぎっていただいて、めちゃくちゃ嬉しかったんですよ。

▲ASH(Vo)
KISHOW:俺には絶対にできないASH君のデスボイスってうらやましいんですよ。俺とKOHSHI(FLOW)は「デスボイスができる人はいいな」って、いつも言い合ってるくらい。俺とKOHSHIはできないから。
ASH:GRANRODEOさんは、FLOWさんと仲いいイメージがありますね。
e-ZUKA:FLOWもしぶといよね(笑)? インディーズ時代も入れたらキャリアはすごく長い。
KISHOW:彼らのほうがうちらより2年ぐらい長いんじゃないかな。誰も抜けることのないまま活動を続けているって本当に偉いと思う。そんなFLOWを俺は“兄さん”って思っているけど、向こうはそれ以上に、俺らを「ロデオ兄さん」ってイジってくるんだよね。まあ、うちらは声優畑と音楽畑のドッキングユニットで、音楽歴だけでいえば、e-ZUKAさんは40年間ぐらいやっているから、そりゃ「ロデオ兄さん」だよねって話だけど、GRANRODEOは2023年で結成18年だからね。話を戻すけど、ASH君の声について褒めたんじゃないかな。
ASH:そうです。だから「対バンできるように頑張ります」って話を、実はその電話のときにしたんです。
KISHOW:あっそう!…おやおや、ただ事じゃないね、これは。
ASH:そうなんです。そんな2017年の電話から6年の時を経て、2023年12月10日に本当に対バンも決まった。個人的にいろんなことが繋がった感じなんです。
──運命を感じていると。
KISHOW:いろいろな出会いや縁が繋がって、Chainしてきた感じですね。

▲e-ZUKA(G)
ASH:ちなみに今日、Naru君はめちゃくちゃ緊張してます。
KISHOW:えっ、なんで?
e-ZUKA:謝りたいことでもあるの? 貸した金、返してくれなくてもいいよ(笑)。
ASH:そういう関係性まであるんですか(笑)?
Narukaze:前に僕がやっていたFo’xTailsの解散ライブを、お二人が観に来てくださって。そのときにe-ZUKAさんからポチ袋に入った1万円をいただいたことがありました。
KISHOW:本当にお金のやり取りが(笑)。
e-ZUKA:だから今日は対談じゃなくて、それを返してくれるっていう会でしょ(笑)。
Narukaze:いやいや(笑)。いただいたお年玉はエフェクター代に消えました。いつか返せるように頑張ろうって、形に残したくて。
KISHOW:いい話だ。

▲Narukaze(G)
ASH:Naru君が以前やってたFo’xTailsは、GRANRODEOさんとレーベルメイトというか、先輩と後輩の関係性だったんですよね?
KISHOW:所属事務所も同じでね。“ついにASH DA HEROという安住の地を見つけたな”みたいな感じ。“良かったね”という気持ちが、僕は今のNaru君にある。すげーハマってるもんね、ASH DA HEROのカラーに。
Narukaze:事務所は違うけど、またこうやってGRANRODEOさんと一緒にライブをやれるのは、本当に嬉しいんです。
KISHOW:Fo’xTails時代からも含めて、Naru君とはご縁を感じるから。
e-ZUKA:でも、俺たちと一緒にやると解散するっていうジンクスがあるんだけど、大丈夫?
KISHOW:えっ!? そういうことになっちゃってるの(笑)?
ASH:ヤバいよ、連載『TALKING BLUES』の第16回目は“波乱の巻”だよ(笑)。
KISHOW:そんなジンクスはないから、大丈夫(笑)。
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■理想の曲と歌と歌詞だったんです
■自分の中でGRANRODEOは
──そろそろNarukazeさんの緊張もほぐれたところでお訊きしますが、GRANRODEOとは前のバンドFo’xTails時代に事務所もレーベルも同じだったということですが、関係性は深かったんですか?
ASH:GRANRODEOさんの話がよく出るんですよ、Naru君と一緒にデモを作るときに。
e-ZUKA:なんで?
KISHOW:やっぱ、もらった1万円の引け目があるからじゃない(笑)。
e-ZUKA:記事にするときは1桁増やしてほしいな(笑)。10万円にしておいてよ。
KISHOW:ははは! 解散ライブに行って、いいオトナの先輩から後輩に渡すご祝儀が1万ぽっちというのはセコいよね。
e-ZUKA:だってメンバーが5人ぐらいいたんだから、たいへんだよ(笑)。

▲e-ZUKA(G)

▲Narukaze(G)
ASH:それだけ面倒見ていただいていた後輩のNaru君から、お二人とのエピソードを改めて聞きたいな。
Narukaze:実はレーベルの先輩として直接お会いする前、ギター雑誌でe-ZUKAさんが審査員のコンテストがあって、それに僕は応募したことがあるんです。e-ZUKAさんの作ったオケに、自由に演奏して応募するというギターコンテストで。
e-ZUKA:思い出した! 審査を務めるどころか、俺が課題曲を作ったギターコンテストだよね(笑)。
Narukaze:Fo’xTails結成前だから、10年以上前だったと思います。その後、吉祥寺のライブハウスでセッションライブがあって、観に行かせていただいたんですけど、そのときがe-ZUKAさんとの「初めまして」で。GRANRODEOを初めて観たのは、神奈川県民ホールのアコースティックライブ(<TEAM RODEO SPECIAL PROGRAM GRANRODEO Acoustics 2013 ロクデナシ!プラグナシ!>2013年10月20日@神奈川県民ホール 大ホール)だったんです。そこからどんどん沼に落ちていった、GRANRODEO沼に。
KISHOW:それは良い意味の沼(笑)?
Narukaze:もちろん!GRANRODEOにハマったという意味です。自分の中で理想の曲と歌と歌詞だったんです、GRANRODEOは。
KISHOW:えー! 上手になったね、褒め方が。
e-ZUKA:上手いよな、うん。
Narukaze:いやいや、僕にそういうクセはないので(笑)。Fo’xTailsはGRANRODEOとレーベルも事務所も同じってことで、面倒を見ていただける間柄になれたんです。だけど、あまりGRANRODEOを聴き過ぎるとパクりそうになって……それが怖くなって(笑)。でもそれぐらい影響を受けていたんですよ、ギタープレイもそう。
e-ZUKA:俺なんか真逆だよ。Naru君のやってたFo’xTailsをパクろうと思って聴いてたからね。だって、俺なんかは常にバカにされてると思ってるからさ(笑)。
Narukaze:えーっ、そんなわけがない。
KISHOW:そういうモチベーションの上げ方なんですよ、e-ZUKAさん流の。
e-ZUKA:だってさ、いつの時代も若い人は正しいじゃないですか。というか、若い人がやっている音楽がやっぱりメインのところにいく。だから、いつも探しているんだよね、自分の一番聴きやすいところから。それがあのときはFo’xTailsだった。

▲KISHOW(Vo)

▲ASH(Vo)
Narukaze:結成18年目ということは、世に出てないGRANRODEOの楽曲を含めたら、数百曲は作ってますよね?
e-ZUKA:世に出てない曲は作らないよ。だって作れないんだもん。
KISHOW:ごめんね。たぶん、聞きたい答えとは違うと思う(笑)。
e-ZUKA:やれと言われて作ってるんですから。
ASH:これは深い。つまり必殺仕事人ってことですよね。受けた仕事は精度を高めて完璧にこなすから、世に出ている曲数が作った曲数だという。
KISHOW:でも一時期さ、とことんNG喰らった時期もあったよね?
ASH:e-ZUKAさんでもボツを喰らうみたいなことってあるんですか?
e-ZUKA:まぁ昔は、ほぼコンペでしたから、曲が採用されるかどうかはそこで決まるわけで。曲を作るのも早かったけど、ボツもいっぱい喰らってましたよ。「GRANRODEOに作ってほしい」って直接依頼されるようになったのは、その後のことですよね。Naru君は、曲がボンボンできるタイプじゃん?
Narukaze:いやいや、そんなことないです。できなくなったら僕はGRANRODEOを聴くようにしてます。
e-ZUKA:それだと俺がFo’xTailsからパクったものを、またNaru君がパクる構図になっちゃうけど、大丈夫(笑)? 俺たちリサイクル精神? 地球に優しい先輩と後輩みたいになっちゃうけど(笑)。
Narukaze:いや、これだけの曲数を書いていて、まだまだ強い曲をガンガン作っているから、e-ZUKAさんはどうやってんだろう?って。
e-ZUKA:えーっ、例えば(笑)?
Narukaze:今回の新曲「鉄の檻」も強いですよね。
e-ZUKA:これは誰に言っても「お前なに言ってんの?」って返されると思うけど、俺、「鉄の檻」はBLACKPINKをやろうと思って作った曲なんですよ。
ASH:……ああ、そういうことか!
e-ZUKA:でも、やろうと思ってもそうならないところが俺なんですよ(笑)。ああいう人たちを見てもだいたい最初は、“どこがいいんだろう?”って思うんだよね。曲を聴いてても、ずっと平坦なメロディが続いて、やる気あんのか?って思うわけ(笑)。それに、“この子はさっきまで上手に歌っていたじゃん。だったらここからサビに持っていけばいいんじゃないの”って思うんだけど、サビにいかないでしょ。そこで、“あっ、それなんだ! こういうのが今はいいんだな”とか気づくわけです。そういうちょっとした取っ掛かりから曲を作るんですけど、結果的には、どうしても自分の得意なメロやサビにいきたくなっちゃう。
ASH:リファレンスじゃないけど、最先端の音楽からいいところを盗みつつ、ということですか?
e-ZUKA:本音を言えば、丸々同じのをやりたいんですよ、やってみたい。でも、そうならない。音からして全てが。だって、ASH DA HEROのアルバム『Genesis』もNaru君にもらって聴いてたけど、俺、頑張ってもああいう音にならないもん。なにが違うのかというと。たぶん運が悪いんだと思う(笑)。
KISHOW:運が悪いって、どういうことだ(笑)!?
e-ZUKA:同じ機材を使っても、俺だけああいう音にならないんだね。これは運が悪いって。だって俺だけなんだよ(笑)。
Narukaze:いやいや、逆もまた然りですよ。

e-ZUKA:ははは。だからこそ工夫して自分で作り上げるしかない。例えば、よく聴く効果音を俺も使いたいと思ったところで、見つけられないんだよね。だったら自分で作るしかない。さすがに今は、splice(膨大なサンプル素材数を誇るサブスクリプション)を知って、“みんな、こんな便利なものを使っていたのか!?”って知ってるけど。昔は口で作ってたから。“フゥ〜!”とかマイクに向かって息を録音して、そこにエフェクターを掛けて、何度も書き出したりして、その音をリバースさせたり。たった数秒の効果音を作るのに2時間ぐらい掛けてた(笑)。完全に昭和の感じだよね、やり方が。
ASH:僕らもわりとそういうことをやりますよ。
Narukaze:けっこうDIYですから。
ASH:もちろんspliceを使うこともあるんですけど、近いものはあっても、頭の中で鳴っているズバリの音がなかったりするので。世の中にはプラグインを含めていろんなサンプルが溢れているけど、実際に頭の中で鳴っている音と完全一致するものって、今でもなかなかない気がしてます。
e-ZUKA:うん。自分のイメージありきだからね、そういう音って。
ASH:だから制作中、俺がNaru君にデモを送ると、Naru君がそれをさらに加工してくれたり。
e-ZUKA:いいね〜、その二人のやり取り。俺は自己完結型なんで、一人でやるしかなくて。
KISHOW:GRANRODEOは完全分業制だからね。
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■ヘヴィなくせにホワイトファルコンを使う
■なんかもう、すごい個性じゃんね
Narukaze:GRANRODEOはe-ZUKAさんが作曲して、KISHOWさんが曲を受け取ってから歌詞を書くという流れですか?
KISHOW:ここ何年かはそうだね。言葉とか歌詞に意欲的だった昔は、いわゆる詞先で作ることもあったけど。でも100何曲も作っていれば、言いたいことはだいたい言っちゃってるじゃん(笑)。自分が言葉にしたいことの数なんて、たかが知れてて。だから、インスピレーションを曲からいただいて歌詞にするというかね。聴きながら“降ってこい!”みたいな感じ。「e-ZUKAさん、メロ先でお願いします」ってのが、最近の暗黙の了解になってる。
ASH:KISHOWさんに曲を渡すとき、歌詞は完全にお任せみたいな感じですか?
e-ZUKA:お任せです。このやり方はGRANRODEOを結成したときからですね。“この曲はこういうイメージで、こういう感じのワードがほしい”とかがあれば、なんとなく仮歌の中で忍ばせる言葉があったりするけど(笑)。直接、なにか言ったことはないよね。

ASH: e-ZUKAさん肉声の仮歌をデモで入れているんですか? デモ段階の仮歌は、シンセメロだと勝手に思ってました。
e-ZUKA:めちゃくちゃな言葉ですよ、鼻モゲラもいいところ。
KISHOW:“ZUKAモゲラ語”みたいな、英語なのか日本語なのか分からないごちゃっとした感じで。“ウェイウェイ、なんちゃら〜”とかね。でも一瞬、世の中に現存する言葉がそのZUKAモゲラ語の中に混じって入っているときがあって(笑)。歌詞を書くときにその言葉を拝借することが、なくはないんです。
e-ZUKA:アルバム『Question』に「恋はハチャメチャ」って曲があるんだけど、それは俺が仮歌で“♪ゆらゆらゆら ふわふわふわ 恋はハチャメチャ”と歌っちゃってたからね。野口五郎さんの楽曲「愛がメラメラ〜Smooth〜」へのリスペクトなんで、そこは譲りたくなかった(笑)。仮歌の鼻モゲラも、歌詞が完成してみると母音だけ似たようなものになっているときもあるんだよね。つまり言葉遊びみたいに、作詞をゲーム感覚で作れるじゃないですか。その逆も然りで、詞先だと曲を作るときにゲーム感覚で作れるんです。自分で作ると90秒ぐらいで収めてしまうAメロからサビの流れが、先に歌詞をもらって作り始めると、例えばAメロからブリッジを一度挟んで、次に違うAメロがきて、Bメロにいって、CメロにはいかずにDメロにいってからCメロへ、とか。詞先だとそういう構成も作れるんだよね。まぁ、詞先のパターンは、やる気があった昔の時代の話だけど(笑)。
ASH:今ではやる気がないみたいじゃないですか(笑)。
e-ZUKA:昔はまず曲がなかったからね。でも、ライブをやりたいとなると曲は必要だし、詞先でも曲先でもなんでも作ったんだよ。そもそもKISHOWは、GRANRODEOを結成するまで作詞なんてしたことなかったし。
KISHOW:ただ、GRANRODEOを始めたときは、自分は作詞ができると思い込んでたんですよ。根拠のない自信というやつですよね(笑)。歌いたいという願望だけは結成のずっと前からあったので、結成にあたって、歌を長くやるためには、歌詞を外注するのは違うなと。俺が書くしかねえなと。初めから腹は決まっていたんです。できる/できないじゃなくて、できるでしょうと決めつけてた。そうやって始めて早18年。初期衝動というのはやっぱり重要だなと思う。それが正しいかどうか分からないけど。
e-ZUKA:結局、自分で歌うわけだからね。
KISHOW:そうそう。誰かのために「歌詞を書いてください」と言われたら、プレッシャーでとてもじゃない。「この歌詞、大丈夫? 意味合ってる?」ってなっちゃうだろうけど、自分が歌う分には、それこそ無茶苦茶でも無理やり成立させられるってのがあったから。

▲ASH(Vo)

▲Narukaze(G)
Narukaze:それはタイアップでも、そうじゃないときでも同じ考え方で作るんですか?
e-ZUKA:うん、同じ。
Narukaze:そこがすごいですよね。タイアップとなると、僕はどうしてもいろんなこと考え過ぎちゃうんですよ。クライアントさんのオーダーとか考えとか、どんな方向性がいいかとか。
e-ZUKA:なるほどね。
KISHOW:けっこう不真面目かもしれないね、GRANRODEOは(笑)。
e-ZUKA:いや真面目です!と言っておきます(笑)。
ASH:現在は、「GRANRODEOさんにお願いします」って感じでしょうから、クライアントからの細かいオーダーとかはないんですよね?
e-ZUKA:うん。「お任せします」というのが多いけど、例えば同じような作品の曲であれば、自分の中で考えるよね、前と同じような曲調にならないように。それはGRANRODEOのスタッフも考えてくれるし。例えばディレクターが「善と悪が入れ替わるような作品ストーリーだから、展開が多い曲はどうですか?」とか。そうやってアイデアをもらうことはある。で、「それはなかなかおもしろい。じゃあ、やってやってもいいかな」って感じで(笑)。
ASH:俺らも早くそう言えるようになりたいです。

e-ZUKA:でも例えば、なにもオーダーがなかったら、どういう曲を作ればいいのか自分では分からないじゃん? 曲作りのモチベーションがないときは、どんな曲を作ったらいいか特に分からない感じになる。そのときに「こういうのはどうですか?」って参考曲をスタッフとかが提示してくれて。それを聴いて、“ここの要素はおもしろいな”と思ったり。逆に“こんなのはやりたくねえな”と思うと、ちょっと違うタイプの曲が自分の中から出てきたりもするんだよね。前に参考曲でCHEHONの音源をもらったことあるよ。
ASH:えっ、レゲエのCHEHONですか?
e-ZUKA:そうそう。「こういう要素があってもいいかもしれません。アンダーグラウンドな要素として」みたいに送られてきた参考曲がCHEHON。まぁ、“聴かねえ、こんなの”って(笑)。
ASH:僕はめちゃくちゃヒップホップやレゲエが好きなんで、普段からCHEHONも聴くんですよ。でも、いろんな音楽からインスパイアされて、分析もしながらという面もあるんですね、e-ZUKAさんも。
e-ZUKA:そんなこと言ったら、俺はNaru君とかTAKE(FLOW)ちゃんみたいに、バンバン曲ができる人になってみたいけどね。
Narukaze:いや、できないすよ、僕(笑)。なにを言い出すんですか。
e-ZUKA:うそー、名曲揃いじゃないですか、今回のアルバム『HUMAN』も。
KISHOW:本当にねぇ。Naru君が全部の曲を作っているもんね。
e-ZUKA:そうだよ。しかも、新しい感じしちゃっててさ。ヘヴィな感じも出してるくせに、ギターはグレッチのホワイトファルコンを使うという。なんかもう、すごい個性じゃんね。
Narukaze:でも、ホワイトファルコンを持ち始めたのもe-ZUKAさんの影響が大きいんですよ。僕はもともとソリッドギターを弾いてたんですけど、ソリッドだと、その先にはe-ZUKAさんが立ちはだかってるから。自分の道を考えたら、ソリッドギターじゃダメだと思って。
e-ZUKA:なんでやねん! ああ……これが褒め殺しってやつだな(笑)。
KISHOW:ちょっと、“たらされてる感”はあるよね、俺ら(笑)。
e-ZUKA:でもさ、ホワイトファルコンでああいうヘヴィなプレイって、弾きにくくない?
Narukaze:弾きにくいですけど、もともとグレッチの音が一番好きだったんです。僕にとってロックの入りがBLANKY JET CITYだったんで、原点に返って、グレッチを持った感じです。
ASH:初めてNaru君と会ったのは11年ぐらい前なんですけど、使っているギターもパフォーマンスも今とだいぶ違ったもんね。当時のNaru君はアクロバティックなギタリストというイメージだった。でも一緒に音楽を作ったりステージをやったりしていく中で、実はめちゃくちゃロックンロールなギタリストなんだなと気づいて。
e-ZUKA:実はメタルとかにもグレッチみたいな弾きにくいギターを使ってるのに上手い人がいてさ。ズルいよね〜。ガンズ・アンド・ローゼズのリチャード・フォータスとか。あの人も箱ものギターを使うよね。以前GRANRODEOが、ガンズ・アンド・ローゼズのステージに出させてもらったんだけど(<GUNS N’ ROSES JAPAN TOUR 2022>11月6日@さいたまスーパーアリーナのサポートアクト)、ライブ観てて、“Narukazeっぽいな”と一瞬思ったんだよね。箱もの使ってるのに、すごくテクニカルなプレイをするところが。

▲KISHOW(Vo)
ASH:でも、Naru君がホワイトファルコンを選んだ理由の先にe-ZUKAさんがいたっていうのは、ちょっと意外な話だった。
KISHOW:Naru君はe-ZUKAチルドレンみたいなとこがあるんだね、やっぱり。
ASH:Naru君がルフィだとしたら、e-ZUKAさんはシャンクスな感じというか。
KISHOW:いいね。でもe-ZUKAさんがシャンクスだとしたら、「腕がー!」ってなっちゃってギター弾けなくなっちゃう(笑)。
ASH:それは例えとしてまずかったです(笑)。
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■ようやく実現できる対バンなんです
■当日の化学反応がめちゃくちゃ楽しみ
ASH:あと、二人にお伺いしたいのは、音楽的ルーツなんですよ。
KISHOW:僕はね、いろいろ聴いてたような気がするけど、いずれプレイヤーになりたいとか、楽器から入った覚えはなくて。単純に“歌えたらいいな”ってぐらいの感じで始めたんです。
ASH:学生時代にバンドとかは?
KISHOW:一応、コピバンやってたけど。メインはユニコーンで、ちょっとBOØWY。あとエクストリーム。布袋寅泰のソロ1枚目『GUITARYTHM』は歌詞が英語だったから、頼まれてコピーしたな。でも“コピバンをずっとやってました”というよりは、もともとのボーカルがバイク事故でライブに出れなくなったから、「ピンチヒッターで歌ってくれよ」って誘われて。俺は高校2年までずっと陸上部だったから、高校3年でちょっとバンドをやったぐらい。ステージ経験も1回とか2回ぐらいだったかな。
ASH:実は僕もそうだったんです。“似てるな”と思ってちょっとヤバい。バンドをやる気はなかったけど、「ボーカルがいなくなったから歌ってくれ」って頼まれて。そこからだったんです。
KISHOW:マジで(笑)。でも俺は、音楽は上手いヤツがいっぱいいるだろうし、自分がボーカルになれるわけないと思っていたから、そこから音楽の道には行かなくて。こう言っちゃあれだけど、“声優なら、なれそう”ってのがあったんだよね、当時。ちょっとナメてた。“音楽も声優も、そんなに甘くない”って今だから言えるんだけどさ。でもあのとき、とりあえず声優でなんとか頑張って、そうしたら歌わせてくれる機会もいずれ出てくるんじゃないかって。歌をやりたいなって気持ちは、声優活動と平行してずっとあったんですよ。そして声優で10年ぐらいキャリアを積んだとき、このGRANRODEOの話があったから、“これだ!”ってスッと掴んだ感覚なんです。運が良かった。

▲ASH(Vo)
ASH:そこから作詞も始めたんですか? コピバン時代、“オリジナル曲を作ってみよう”とかそういうのはやってなかったんですか?
KISHOW:やってない(笑)。生来の面倒くさがり屋だから、パッとすぐにできるのがいい。“楽器できる人たちが全て整えてくれれば、俺、歌えるじゃん”って(笑)。相棒であり相方のe-ZUKAさんは曲を全部作ってくれる。「KISHOW、たまにはお前も曲を作ってよ」という人でもない。なぜならe-ZUKAさんも、たぶんバンドができない人なんですよ。メンバーとケンカしちゃうんだって(笑)。“絶対に俺の作る曲に口出しされたくない”って人がe-ZUKAさん(笑)。俺が「e-ZUKAさん、ここはもうちょっとこうしたほうがいいんじゃない?」って言うタイプだったら、GRANRODEOはとっくに解散してたと思う(笑)。俺は、音楽に対する知識や曲作りのノウハウもないし、“素人だ”ってずっと開き直ってるところもあって。無知の知をずっとやらせてもらえるのは、e-ZUKAさんのおかげ。こういうバランスで良かったなと思うんです。
Narukaze:お互いに信頼があるから、任せられるっていう分業制ですよね。
KISHOW:そうだと思う。もともと俺は、“こういう感じの曲やサウンドで歌いたい”ってヴィジョンが明確にあったわけでもなかったし。“こういうボーカリストになりたい”ってのはあったかもしれないけどね。学生時代にメタルも聴いていたから、ハロウィンのマイケル・キスクみたいな声を出せたらなとか、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードみたいな声で歌えたらなとか思ったことはあるけど。
ASH:貴重な話をありがとうございます。e-ZUKAさんのルーツをお伺いしてもいいですか?
e-ZUKA:エレキギターは小学校の頃から弾いてたんだよね。周りで流行っていたし、親戚が弾いていたのもあるし、3つ上の兄貴もギター弾いていたから。キッスが来日したのが1977年なんだけど、その武道館公演をNHKの『ヤング・ミュージック・ショー』で観て。当時は洋楽が大ブームで、キッス、クイーン、ベイ・シティ・ローラーズ、エアロスミス…。とにかく『ヤング・ミュージック・ショー』がいろんなバンドのライブを放送していたから。1978年にはヴァン・ヘイレンが来日したでしょ。俺は小学生なのにヴァン・ヘイレンの1stアルバム(『炎の導火線』)を予約して買ってたくらい(笑)。
ASH:小学生にして、すでに始まってる感じしますね。
e-ZUKA:ロックが流行ってたからね。でもバンドをちゃんとやったのは高校に入ってからで。そこは遅いんだよ。小中学校時代は、友達の家でみんなでギター弾いているだけで楽しいっていうね。ギターは1本しかないから回し弾きして。今で言えば、ゲームが上手いヤツを、後ろから見ているのがおもしろいっていうのと同じだろうね。Naru君は?
Narukaze:僕は中学1年のときに弾き始めて、最初は父親の持ってたフォークギターでした。
e-ZUKA:俺の頃もフォークがすごい流行ってた。アリスとか松山千春さんとか。中学1年でフォークギター買うヤツがいっぱいいたんだよ。でも俺は、中学の入学祝いにマイエレキを買ってもらったんです。3万8千円のやつを3万円に値引きしてもらって、アリアプロIIのレスポールタイプを。色はタバコブラウンサンバースト。そこからずっとエレキギターで、フォークギターを買ったのはプロになってからだよ(笑)。

▲Narukaze(G)
──さて、12月10日にKT Zepp Yokohamaで<GRANRODEO LIVE TOUR 2023 “Escape from the Iron cage” meets ASH DA HERO>という対バンも決まっています。それに向けた現在の気持ちは?
e-ZUKA:Naru君がいつもASH DA HEROのライブのたびに、「観に来てください」って誘ってくれるんですよ。“それだけ見せたいんだろうな、すげー自信があるんだろうな”ってのは分かってて。
Narukaze:いやいや! 自分を追い込みたいんです。e-ZUKAさんが来てくれたらってことで。
e-ZUKA:俺らはコテンパンにやられる覚悟で行きますよ。
KISHOW:負け戦だと分かっていながら。
e-ZUKA:当日はやれることを丁寧にやって、楽しみたい。実際にステージ横から生音を聴くのって、対バンとかしない限り難しいじゃないですか。Naru君が使ってる機材の細かいところまで知ることができるのも楽しみですよ。実際、2016年のイベントのときも、俺はステージの横からASH DA HEROを観ていたし。それこそYouTubeでけっこうASH DA HEROを見てんのよ、実は(笑)。
ASH:うちらとGRANRODEOさんという組み合わせは意外かもしれないんですけど、実はこれまでいろんな接点があったということは、ここまでこの対談を読んでくれた人はわかったと思うんです。そんな中で、ようやく実現できる対バンなんです。だから、当日の化学反応がめちゃくちゃ楽しみ。バンド同士もそうですけど、ファン同士も一緒にいい化学反応が生まれると、いい対バン、いい夜になると思うんです。
KISHOW:今回はASH DA HEROに先にやってもらって、俺らが満を持して出る感じなんでしょ? 俺らは先にASH DA HEROのライブを観ることになるじゃん。ASH君はあのイケイケな「おい、オメーら、イケんのか? 掛かって来いやー!!」ってノリでMCをやるでしょ? 俺、それに感化されちゃうかもなって(笑)。「オメーら、ASHがあそこまで言ってんだ。足んねーぞー!! おりゃー!!」みたいなさ。でも、対バンってそういうことでしょ。自分のスタイルを崩さずに毛色の違いを出すのか。それともある程度、ケミるのか。ASH DA HEROの作った空気に、GRANRODEOも感染するみたいなね(笑)。
ASH:というか、俺は“オメーら”とか言っちゃうイメージなんですね、KISHOWさんの中で(笑)。

KISHOW:そうそう。「どうしたんだ!? 今日のKISHOWはおかしいぞ」と言われるぐらいに(笑)。だから当日、どういうテンションになっているのか、自分が楽しみでしょうがない。
e-ZUKA:ASH君がステージからダイヴとかしちゃったらどうする(笑)?
KISHOW:ちょっとそれ、俺、やったことないなー(笑)。でも、いろんな意味でASH DA HEROはかましてくれると思う。
ASH:自分はダイヴやりがちです(笑)。で、もし可能だったら、1曲セッションとかどうですか? GRANRODEOさんの曲を、うちらがカバーするとかもいいですよね。うちはDJもいるから。
KISHOW:DJ Dhalsim! ヨガファイヤーの使い手(笑)?
ASH:ヨガフレイムも使いますよ。アイツは手も伸びちゃったりします(笑)。
KISHOW:マジですか、すんごいDJ。足まで使っちゃってね(笑)。
ASH:そうなんです、早く、カプコンの『ストリートファイター』のタイアップがほしいぐらいです(笑)。
KISHOW:e-ZUKAさん、『スト II』とか知らないでしょ? 話に乗ってこないもん(笑)。
e-ZUKA:世代が違うよ(笑)。
ASH:この対談で、GRANRODEOさんとASH DA HEROのいいバイブスを感じていただけたと思います。GRANRODEOさん、12月の対バンもよろしくお願いします。
KISHOW:こちらこそ、本当に楽しみにしています。
取材・文◎長谷川幸信
■<GRANRODEO LIVE TOUR 2023 “Escape from the Iron cage” meets ASH DA HERO>
open17:00 / open18:00
出演:GRANRODEO / ASH DA HERO
▼チケット
・1Fスタンディング:¥8,800(税込) ※入場整理番号付
・2F 指定席:¥8,800(税込)
※枚数制限:お一人様1公演につき2枚まで ※別途ドリンク代
(問)チケットポート 03-6327-3710 (平日10:00~17:00)
■<ASH DA HERO LIVE TOUR 2023-2024>

▼2023年
09月23日(土祝) 千葉・千葉LOOK
open17:30 / start18:00
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
09月24日(日) 神奈川・F.A.D YOKOHAMA
open17:30 / start18:00
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
10月15日(日) 北海道・cube garden
open17:30 / start18:00
(問)WESS info@wess.co.jp
10月21日(土) 広島・HIROSHIMA CAVE-BE
open17:30 / start18:00
(問)HIGHERSELF 082-545-0082
10月22日(日) 福岡・DRUM Be-1
open17:30 / start18:00
(問)キョードー西日本 0570-09-2424
11月03日(金祝) 石川・GOLD CREEK
open17:30 / start18:00
(問)キョードー北陸チケットセンター(新潟) 025-245-5100
11月05日(日) 宮城・SENDAI CLUB JUNK BOX
open17:30 / start18:00
(問)GIP https://www.gip-web.co.jp/t/info
11月11日(土) 栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2
open17:30 / start18:00
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
11月12日(日) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
open17:30 / start18:00
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
11月18日(土) 愛媛・WStudioRED
open17:30 / start18:00
(問)DUKE松山 089-947-3535
11月19日(日) 香川・TAKAMATSU MONSTER
open17:30 / start18:00
(問)DUKE高松 087-822-2520
11月25日(土) 静岡・LIVE ROXY SHIZUOKA
open17:30 / start18:00
(問)サンデーフォークプロモーション静岡 054-284-9999
12月08日(金) 大阪・BIGCAT
open18:15 / start19:00
(問)サウンドクリエーター 06-6357-4400
12月09日(土) 愛知・ダイアモンドホール
open17:15 / start18:00
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
▼2024年
01月08日(月祝) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
open17:00 / start18:00
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
▼チケット
¥5,000 (税込/ドリンク代別)
※スタンディングのみ ※整理番号有
■<GRANRODEO LIVE TOUR 2023 “Escape from the Iron cage”>
open17:00 / open18:00
09月02日(土) 福岡・Zepp Fukuoka
open14:00 / open15:00
09月17日(日) 大阪・Zepp Osaka Bayside
open17:00 / open18:00
09月18日(月・祝) 大阪・Zepp Osaka Bayside
open15:00 / open16:00
10月20日(金) 東京・Zepp DiverCity
open17:00 / open18:00
10月21日(土) 東京・Zepp DiverCity
open16:00 / open17:00
11月11日(土) 宮城・Sendai PIT
open17:00 / open18:00
11月12日(日) 宮城・Sendai PIT
open15:00 / open16:00
11月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo
open17:00 / open18:00
12月01日(金) 愛知・Zepp Nagoya
open17:00 / open18:00
12月02日(土) 愛知・Zepp Nagoya
open15:00 / open16:00
▼追加公演
■<GRANRODEO LIVE TOUR 2023 “Escape from the Iron cage” meets 文豪ストレイドッグス>
11月05日(日) 東京・Zepp Haneda
open17:30 / open18:30
出演:GRANRODEO / SCREEN mode / ラックライフ
■<GRANRODEO LIVE TOUR 2023 “Escape from the Iron cage” meets ASH DA HERO>
12月10日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama
open17:00 / open18:00
出演:GRANRODEO / ASH DA HERO
■ASH DA HERO × GRANRODEO 直筆サイン入りチェキ プレゼントキャンペーン概要

【応募資格】
・日本国内にお住まいの方
・X (Twitter)アカウントをお持ちの方
・BARKS編集部 X (Twitter)アカウントから投稿される応募用のポストをキャンペーン期間内にリポストした方
※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態でご参加ください。アカウントが非公開の場合は参加とみなされません。
※ダイレクトメッセージを受信拒否設定している場合、参加とみなされません。
【賞品名・当選人数】
・ASH DA HERO × GRANRODEO 直筆サイン入りチェキ
・3名様
【応募方法】
1. BARKS編集部 X (Twitter)アカウント「@barks_news」をフォローしてください。
2. BARKS編集部 X (Twitter)アカウントから下記キャンペーン期間中に投稿されるキャンペーン応募用の投稿をリポストしてください。
3. 上記で応募は完了となります。
※フォローを外すと応募権利がなくなりますのでご注意下さい。
【応募期間】
2023年11月18日(土)~2023年12月18日(月)23:59まで
※上記期間内にされたリポストが応募対象です。
【当選発表】
・X (Twitter) DMにて当選のご連絡と専用フォームのURLをお送り致します。
・専用フォームで必要事項を入力ください。
【賞品発送】
・配送は国内のみ、賞品は2024年1月中旬に発送予定です。
※やむを得ない事情により賞品の発送が若干遅れる場合がありますので予めご了承ください。
※ 以下のような場合には、ご当選の権利を無効とさせていただきます。
1. ご住所入力の不備により、賞品がお届けできない場合。
2. ご不在などにより、運送会社での保有期間を超えて賞品をお届けできなかった場合。
【ご注意事項】
・転売 (不特定多数への転売、オークションなどを含む)目的でのご応募は、ご遠慮願います。
【個人情報取扱い】
・お客様からいただいた個人情報は、賞品の発送及び、サービスの開発や、個人を特定しない統計資料、当該プレゼント/モニタにおける商品の発送、及びそれにまつわるサポートのために利用いたします。上記以外の目的で個人情報を利用する場合は、予めその目的を明示し、お客様の同意を頂いた場合のみ、個人情報を利用いたします。
※詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
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— BARKS編集部 (@barks_news) November 18, 2023
ASH DA HERO × GRANRODEO
直筆サイン入りチェキを3名様にプレゼント!
2023年12月18日(月)まで!
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