大谷翔平選手はロサンゼルス・エンゼルスから提示されたクオリファイング・オファーを拒否した。大方の予想通り、エンゼルスは複数の球団と同選手を巡って争うことになったが、再契約を結ぶ可能性は極めて低い。それでも可能性はゼロではないと、米メディア『ヘイローハングアウト』が見解を示している。
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エンゼルスは2017年、メジャー挑戦を目指す大谷の争奪戦を勝ち抜き、二刀流スターをチームに加えた。過去3度MVP受賞のマイク・トラウト外野手と共に、大谷はチームに貢献する活躍を見せ、2021シーズンには満場一致でア・リーグMVPを受賞している。今季は44本のホームランを放ち、ア・リーグ本塁打王に輝いた。これまでチームのために奮闘してきたが、大谷の在籍期間中にエンゼルスは1度もプレーオフに進めず、ワールドシリーズで戦うことも出来ていない。
好材料が無い中で、エンゼルスは他球団と争うことになるが、同メディアは「エンゼルスは、大谷との契約を望んでいるいくつかの球団のひとつである。彼との交渉は、エキサイティングだが神経をすり減らすプロセスとなるだろう。大谷がエンゼルスに残る可能性は、チームが競争力を持つ兆しを見せていない現状では確かに低いが、ゼロではない」との見解を示している。
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