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登録者35万人減少、再生数は4分の1に…コムドットの現状をデータで分析

yutura

これを見ると、再生回数が2022年1月を頂点にした山のような形になっていることがわかります。登録者の減少は今年6月に始まりましたが、再生数のほうはもっと前から減少傾向にあったというわけです。

なお、公開から時間が経っている動画のほうが再生回数が多くなるはずですが、古い動画はほとんど再生されませんので、直近1カ月ほどの動画を除き、投稿日の違いは概ね無視して良いかと思います。

また、以下のグラフは、GoogleトレンドによるYouTube検索での「コムドット」の人気度の推移です。Googleトレンドは、指定したキーワードの人気度を1~100で相対的に表示してくれるサービスです。

これによるとコムドットが最も人気だったのは2022年12月末、年内登録者400万人の目標を達成した頃と、2023年7月末、東京ドームでのイベントを開催した頃です。

この2つは一時的に突出しているので、これを除けば、再生数のグラフと同じく2021年12月にピークがあり、それ以降は右肩下がりのように見えます。

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今回コムドットは炎上で登録者を減らしましたが、実のところ、人気のピークは2年近く前に過ぎていたのかもしれません。

 

次ページ:2022年1月に何があったのか

2022年1月に何があったのか

では2022年1月には何があったのでしょうか。

2021年、コムドットは年内登録者300万人達成の目標を掲げて活動していました。上述のYouTuber31人宴会やコンビニ前での騒動などもあり、一時は達成が危ぶまれたましたが、12月11日に見事に目標を達成しています

年明け1月は、16日まで動画投稿を休止。26日に年内400万人達成の目標を発表し、毎日投稿をやめて週6投稿に減らすと宣言しました。1月7日には、「中町綾」(同135万人)とひゅうがの熱愛報道もありました。

活動初期からチャンネル登録者数を目標に掲げ、有言実行を果たすのが代名詞になっていたコムドットは、2021年、100万人、200万人、300万人の目標をクリア。1年間で約250万人も増やしていただけに、2022年の1年で100万人という目標設定には、弱気との指摘もありました。

実際、2022年は登録者の伸びが大幅にダウンし、400万人の年内達成が危ぶまれまることに。しかし12月末に怒涛の追い上げを見せて目標を達成。400万人達成の瞬間を見守る生配信は同時視聴者数44万人を記録しました。このころGoogleトレンドの人気度で最高値となっています。

YouTube界を湧かせたコムドットですが、登録者を目標にするのは400万人を最後にすると宣言していました。2023年1月、コムドットは「第2章」に突入するとして、新たな目標は「家族でコムドット・テレビでコムドット」だと発表しました。また、投稿頻度も週6本→5本に減らしました。

2022年は、4月に地上波テレビ初出演、5月に地上波CM初出演。9月には地上波冠番組『コムドットって何!?』(フジテレビ系)が放送されるなど、テレビへ進出したコムドット。「テレビでコムドット」を宣言した2023年も、4月には『コムドットって何!?』がレギュラー化され、「フジテレビ系 ゴールデンウィークアンバサダー」に就任。7月には『FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)に出演したほか、上述の『FNS27時間テレビ』で100kmマラソンに挑戦しました。テレビ以外でも、5月にゆうま11月にはあむぎりがユニバーサルミュージックからアーティストデビュー。その他、書籍の出版やイベント出演など、YouTube外での活躍が目立ちました。

テレビでの活躍の裏で

ところがその裏で、肝心のYouTubeの再生数のほうは、じわじわと低下していました。

コムドットの全動画の月間総再生数(※)を見てみると、2021年12月に約1億6000万回で最高を記録しています。2022年に入ると減少したものの、1億回前後で推移。11月には8000万回まで低下しましたが、目標達成企画の盛り上げなどで12月は1億3000万回を記録しました。

しかし2023年に入ると再び減少。6月の炎上以降は減少が顕著で、殺害予告で2週間ほど活動休止していた9月は約3000万回に激減しています。活動再開後の10月も約4000万回と、ピーク時の4分の1に過ぎません。

※ここでは月初と月末の総再生回数の差を月間再生数としています。期間中に動画が削除された場合は再生数が低くカウントされます。

動画単体で見てみると、公開から7日後時点での再生回数は、2021年12月公開の動画で平均約240万回だったのが、2023年10月公開の動画は約100万回まで減少しています(ショート動画除く)。ちなみに総再生数に比べて減り幅が小さいのは、投稿頻度が減っていること(2021年12月は31本、2023年10月は14本)が大きく影響しています。

ここまで数字を見た限りでは、登録者の目標設定と有言実行がコムドットの人気の大きな要素になっていたようです。以前はファンと“祭り”のように盛り上がり、毎日投稿で全エネルギーをYouTubeに注いでいたのが、投稿頻度を下げ、YouTube以外の分野に注力したのが人気の低下に繋がったと言えるかもしれません。そんな中で起きた平成フラミンゴとのトラブルは、人気のかげりを顕在化させるトリガーになっただけとも考えられます。

 

次ページ:水溜りボンドの炎上との類似

水溜りボンドの炎上

そこで思い出されるのが「水溜りボンド」(同416万人)の炎上です。2015年に活動を開始した水溜りボンドは、2016年に登録者100万人を達成すると、2017年に200万人、2018年に300万人、2019年に400万人を達成。この年、ユーチュラの登録者ランキングで8位にランクインしました。

しかし2020年春になると登録者はほぼ横ばいとなり、2020年8月末に438万人を記録した後は減少に転じます。

一方、YouTube以外での活躍は目立っていました。2019年7月、水溜りボンドはラジオ番組『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)でパーソナリティーを担当。2020年4月には週1のレギュラーパーソナリティーとなりました。同年7月には、カンタと女優・池田エライザの熱愛が報じられるという初スキャンダルを経験。10月にはYouTuber史上初の地上初の冠番組『水溜りボンドの○○いくってよ』(テレビ神奈川)がスタートしました。

そんな2020年10月、水溜りボンドは翌年1月にオールナイトニッポンのイベントを開催すると発表。同月末にこのイベントの先行予約が始まりましたが、即日完売とはならなかったため、2人は動画で「めちゃくちゃ悔しい」「実力不足」と悔しがりました。するとファンから「数字ばかりに目を向けている」といった批判が続出。これは水溜りボンドにとって初めての大きな炎上となり、登録者の減少が止まらなくなります。

2021年6月には“YouTuber31人飲み会”の炎上もあり、減少は2022年6月までなんと1年9カ月も続くことに。登録者数は438万人→400万人と38万人も減少。再生回数のほうも、最盛期には月間1億回を超えていたのが、1000万回を切るまで減少する事態となりました。

そんな長期低迷の中で、水溜りボンドはショート動画にシフト。数百万再生のショート動画を量産するようになって登録者が底を打ち、1年以上かけて現在は416万人まで回復しています。

水溜りボンドと似た状況のコムドット

コムドットと水溜りボンドは、数字を目標に掲げていたかどうかでは正反対ですが、2組の登録者減少の経緯はよく似ています。怒涛の勢いでの登録者増加と、増加が安定してきたときのYouTube外への進出。特徴の1つだった毎日投稿の終了(水溜りボンドは2020年12月、活動開始以来6年間続けた毎日投稿を終了)。そしてファンから批判を集めて大炎上したことと、その後の長期低迷です。

水溜りボンドが炎上したきっかけは2020年10月のチケット販売問題ですが、当時のユーチュラ記事では、2018年にすでに人気のピークを迎えていたと記載されています。以下は、水溜りボンドの全動画の再生回数(ショート除く)と登録者の推移を示したグラフですが、2018年以降右肩下がりの傾向が見て取れます。

勢いをすでに失っている中で、登録者減少のトリガーとして大きな炎上が起こったのもコムドットに似ています。

水溜りボンドは1年9カ月で38万人の減少でしたが、コムドットは5カ月で35万人を記録しており、減少ペースは水溜りボンドを大幅に上回ります。しかもコムドットの減少はまだまだ続く可能性があり、今以上に厳しい展開になることも考えられます。

そんな中でコムドットにとって復調のチャンスと言えそうなのが、12月13日に開催されるYouTube公式イベント「YouTubeファンフェス」です。コムドットはそこで平成フラミンゴと共演する予定です。6月のトラブル以降、対立関係にある2組はそこで対面する可能性が高く、和解できれば復活の手がかりとなるかもしれません。

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