
APEC(=アジア太平洋経済協力会議)で「首脳宣言」が採択されましたが、ウクライナ侵攻や中東情勢については明記されませんでした。
【映像】バイデン大統領のコメント
「我々はアジア太平洋地域に包括的で力強く、持続可能な経済を作り上げる方法を見つけるために努力してきた」(バイデン大統領)
サンフランシスコで開かれていたAPEC首脳会議は17日、「首脳宣言」を採択し閉幕しました。ロシアによるウクライナ侵攻や、中東情勢についても意見が交わされましたが、一部の首脳から「APECは地政学的な問題を議論する場ではない」との意見が出て、「首脳宣言」への明記は見送られました。
ただ、議長国のアメリカが「大半の加盟国はロシアによるウクライナ侵攻を強く非難する」とした「議長声明」を発表し、核兵器の使用や威嚇は許されないと訴えました。(ANNニュース)