
ドリーム・シアターに1987~1989年に在籍し、ファースト・アルバム『When Dream And Day Unite』(1989年)を制作したヴォーカリストのチャーリー・ドミニシが、72歳で死去した。
バンドは11月17日、「元ドリーム・シアターのシンガー、チャーリー・ドミニシが亡くなったと知り、僕らは打ちのめされている」と、訃報を伝えた。「チャーリーは、1988年にレコーディングした僕らのデビュー・アルバム『When Dream And Day Unite』でのDTのヴォイスだった。最高に素晴らしいシンガーで、才能あるソングライター、ギターとキーボード両方で多才なミュージシャン、そして、バンド脱退後も長年の友人だった。チャーリーの予期せぬ死は、ドリーム・シアター・ファミリーの誰にとっても、とてつもない損失だ。この非常に困難な時期、ドミニシ家に心からお悔やみを」と追悼の言葉をあげている。
ドミニシと親しくしていたドラマーのマイク・ポートノイは、彼との思い出を綴り、「数週間前、彼とテキスト(・メッセージ)のやり取りをしていた。僕がDTに復帰すると発表があった日、お祝いのメッセージをくれたんだ」との逸話も明かしている。
ドミニシは2004年3月に開催された『When Dream And Day Unite』15周年記念公演で、ドリーム・シアターとリユニオン・パフォーマンスした。これを機に、音楽活動を本格的に再開し、2005~2008年にドミニシ名義のアルバム3作を発表。ドリーム・シアターのツアーでオープニング・アクトを務めることもあった。
We are devastated to hear the news of the passing of former Dream Theater singer, Charlie Dominici. Charlie was the voice of DT on our debut album, ‘When Dream And Day Unite’, recorded back in 1988. pic.twitter.com/UvNysIOuyg
— Dream Theater (@dreamtheaternet) November 17, 2023
Ako SuzukiBeyond being a great singer, he was an incredibly talented songwriter, a well-rounded musician on both guitar and keyboards, and a long-time friend even after his departure from the band. pic.twitter.com/kX31ebqAfn
— Dream Theater (@dreamtheaternet) November 17, 2023