
THE YELLOW MONKEYが、2024年4月27日に東京ドーム公演『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024“SHINE ON”』を開催する。
(関連:THE YELLOW MONKEY、吉井和哉の早期の喉頭ガン公表 根治するも「準備が足りないと判断」、年末の武道館ライブは開催断念)
2020年11月3日、コロナ禍で観客数1万9千人の制限があるなか、世界的にも早い段階で大規模なライブの成功を収め、その後のコンサート業界において重要な事例となったTHE YELLOW MONKEYの東京ドーム公演。その成功はメンバー、スタッフのみならず来場者の多大な協力から成り立っており、ファンが個々に録音した歓声を集めて会場で響かせる「Sing Loud!」という新しい試みの企画実施された。
THE YELLOW MONKEYにとっての東京ドームは、2001年の活動休止前の場となったり、2004年の解散時には最後のパフォーマンスを行った場所でもあったり、バンドの聖地のひとつとして節目ごとにその光と影を受け止めてきた会場。再集結の翌年2017年に2デイズで開催された『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017』は、シングル曲やライブ定番曲が惜しみなく披露された“ベストセレクション”的なライブだったが、今回も結成35周年を迎えるアニバーサリーイヤーで同じ名を冠することとなった。
吉井和哉(Vo/Gt)はソロ公演を中止にして以来、同公演が2年半ぶりのパフォーマンスとなる。先日、喉の病気で療養していたことを発表した吉井自身にとって、新たなボーカリスト人生のスタートとなる。
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なお、本日11月17日21時よりチケットのオフィシャルファンクラブ「BELIEVER.」会員最速先行受付が開始されている。
さらに、約4年ぶりとなる新曲「ホテルニュートリノ」が、本日11月17日より放送/配信開始するドラマ『東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-』(WOWOW)の主題歌となることも発表された。同楽曲は作品に寄り添い、吉井が書き下ろした。不穏な空気、世の中への不安感をイントロのギターの歪みで表現しており、THE YELLOW MONKEYには珍しいシンセサイザーを入れたスカ調のアレンジとのこと。作品と今の自分の物語を混ぜ合わせたという、吉井が綴った歌詞の世界観を聴くことができる。
また、第1話は本日23時30分よりWOWOW公式YouTubeでもプレミア公開にて無料配信される。
(文=リアルサウンド編集部)