コンビニのプライベートブランド(以下 PB)が絶好調である。なかでも有名なのがセブンプレミアムの「金の〇〇」シリーズ。それまでの「コンビニの惣菜は美味しくない」というイメージを覆した革命的商品であった。
しかし、ローソンとファミマも負けじとプレミアムラインのPBを発売しているのだ。奇しくも3社が発売する惣菜のラインナップはそっくり。セブン・ローソン・ファミマでどのPBが一番美味しいのか決めようじゃないか……というのが『PB三国志』である。
第1回はみんな大好き「ビーフカレー」である。果たして3社の違いは……?
・ルール
ルールはシンプル。セブン、ローソン、ファミマのPB商品を食べ比べて、純粋に一番美味しいと思ったものに投票するだけ。
なお、先入観が入らないよう試食の際は名前を隠して「A」「B」「C」としている。
【A】ファミリーマート「極うまビーフカレー」(税込428円)
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今年の10月にプレミアムライン「ファミマルPREMIUM」を発売したばかりのファミマ。3社の中では最も後発となる。最大の特徴は、牛肉の他にジャガイモが入っていること。カレーの具の中ではジャガイモが一番好きという人も多いはず。どこまで食い込めるか。
【B】 ローソン「牛肉ごろごろ!フォンドボー仕上げのビーフカレー」(税込み441円)
フランス産赤ワインとフォンドボー、果実と野菜が煮溶けたルーに弱火で3時間煮込んだやわらか牛肉がごろごろ入ったビーフカレー。他の2社よりもルーの色が濃いめで甘みが強め。
【C】 セブンイレブン「金のビーフカレー」(473円)
柔らかくなるまで赤ワインと一緒に煮込んだ牛肉、18種類のスパイスの芳醇な香りが味わえる欧風ビーフカレー。
・果たして人気は……
というわけで、どれがどの商品かは隠した上で、編集部のメンバーにじっくり食べ比べしてもらう。
おかわり自由でガンガン比較してもらったあとで、心の1杯を決めてもらい……
M-1の決勝3組の決選投票と同じ方式で、一番美味しいと思ったものを出してもらう。