
アメリカ、ミネソタ州で突然起きた出来事が多くの住民を驚かせた。地元の民家が揺れるほどの爆音とともに、青白い光が夜空を照らしたのだ。
その原因はまだ正確にはわかっていないが、同州ベルトラミ郡の緊急管理局によると、隕石が落下した可能性が高いという。
Meteor likely caused bright light, boom in Bemidji
ミネソタ州の都市で夜空を照らす閃光と爆発音が発生
ベルトラミ郡緊急事態管理局によると、11月11日18時30分頃、ミネソタ州ベルトラミ郡の都市ベミジとその周辺地域から、青白い閃光と共に「ドーン」という大音量の爆発音が鳴り響き、その振動で民家の窓や壁がガタガタ震えたという報告が多数あったという。
ベルトラミ郡保安官事務所のクリストファー・S・ミュラー報道官もこの爆発音を聞いたそうで、自宅の窓が揺れ、外に出ていた犬が恐怖で家の中に入りたがったという。
保安官事務所は、何かがベルトラミ郡の空を横切ったことは明らかで、現時点では隕石の可能性が高いとみている。
電力設備や変電所を調査したところ、停電は報告されていないそうだ。

この現象に関する地元住民の反応はSNSを通じて広まった。
多くの住民が、異様な光と衝撃音の原因かもしれない隕石らしいものを目撃したと報告している。だが隕石である可能性は高いものの、まだ確定ではない。
空から落ちてくるものは隕石だけではない。ロケットの残骸やミサイル、スペースデブリなど様々なものがある。
他の可能性も視野に入れ、当局では今後も調査を進めていく予定だそうだ。
written by parumo