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テレビ朝日の高視聴率情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』のコメンテーター・玉川徹氏の発言が、またまた物議をかもしている。
11月13日、NHKが『第74回NHK紅白歌合戦』の出場者を発表。スマイルアップ社(旧ジャニーズ事務所)のタレント選出はなし。昨年は6組出ていたが、今年はゼロの見込み。これは44年ぶりのことだという。
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「『モーニングショー』では翌14日、故ジャニー喜多川氏の性加害問題を中心に紅白出場者を検証。結局、旧ジャニーズタレントに罪はないが、問題は解決していないというオチにしました。コトの重大さを考えれば、NHKが出場させないのは当然です」(芸能ライター)
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だが、そこにまたまた気になる発言をしたのが玉川氏だ。
「玉川氏は、他局のことなのに視聴率を持ち出した。『ボクは視聴率が気になりますね』と発言。『(旧ジャニーズが)出ない今年はどうなのだろう』『去年と同じとか、上がったらいいのですが』『視聴率が落ちた場合、どうなのでしょう』と語るのです。スタジオがシーンとなりましたね」(同・ライター)
NHKに対する皮肉を連発
玉川氏は7月までテレビ朝日の社員だったが、定年退職。現在、番組契約でコメンテーターとして出ているが、社員時代からタブーに触れることで主婦層に人気が高い。
また、NHKも今回の紅白は、旧ジャニーズは出さないということを事前に語っていた。そして旧ジャニーズが減ったぶん、素顔を出さない出場組が3組いることもわかっている。
「顔出しNG歌手が多いことに玉川氏は『(顔を出さない組は)どうなの!?』『旧ジャニーズが出ないことで視聴率が大きく下がったら、どう考えるのでしょう』と疑問。つづけて『ボクは視聴率が注目だな~』といった途端に、番組の話題が変わったのです」(同)
玉川氏の虚を突いた発言に、番組が慌てて話題を変えたのだろうか。