ひき逃げで重要指名手配されている容疑者のモノマネ動画を投稿した女性インフルエンサーが、不謹慎との批判を集め、動画を削除しました。
ひき逃げ犯のモノマネで批判
問題の動画を投稿した「いよちゃん」は、メイクで大変身する動画が人気のインフルエンサーで、YouTubeの登録者数は27万人、TikTokでは62万人のフォロワーがいます。
13日、いよちゃんはXを更新し、ある人物に扮したモノマネ動画を投稿しました。投稿には文字はなく、何のモノマネなのか説明はありませんでしたが、これを見せユーザーからは、ひき逃げ事件で逃走中の八田與一容疑者のモノマネではないかとする指摘が続出しました。特徴的なつり目を誇張したメイクや、八田容疑者と思われる人物が以前にTikTokに投稿していたものと同じ音楽、踊りであったことからそうした声が上がったようです。
昨年6月、大分県別府市の県道で大学生2人が死傷するひき逃げ事件があり、八田容疑者は現場から逃走した疑いで「重要指名手配」に指定されています。


X上では「これはいけないなぁ。遺族のこと考えろよ」「犯罪者のモノマネするとかアホなん?」「メイク技術好きだからよく見るけど今回は良くないないなぁ」など批判が続出しました。さらには元迷惑系YouTuberの「へずまりゅう」もこれに反応し、「こう言う不謹慎な炎上は一番嫌いだわ。八田與一の被害者が見たらどう思う?TikTokでバズった一般人が調子乗んな」と投稿しました。
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批判を受けてか、この投稿は14日までに削除されました。なお、削除についていよちゃん本人からは今のところ言及はありません。
こう言う不謹慎な炎上は一番嫌いだわ。
八田與一の被害者が見たらどう思う?
TikTokでバズった一般人が調子乗んな。
https://t.co/paqTUlBhII— へずまりゅう原田将大(山口県代表) (@hezuruy) November 13, 2023