教養系YouTubeチャンネル「大人の教養TV」(登録者数57万人)が海外への移住を発表しました。
1年間スペインへ移住
大人の教養TVは、歴史的な出来事や事件を、時には現地に足を運んで現状をカメラに写しながら解説するチャンネルです。思想的な偏りが少ないことに加え、その解説のわかりやすさで人気を博しています。
演者である「ドントテルミー荒井」は、九州大学卒業後に東京大学大学院に進学し、在学中の2019年にYouTubeチャンネルを開設しました。その後大学院は中退し、現在は福岡を拠点に活動。今年7月には初著書『教養として学んでおきたい太平洋戦争』(マイナビ出版)を発売しています。
再生11月13日に公開した動画で荒井は、来月1日にチーム全体でスペインへと移住することを発表。その理由として、「ロケ動画を撮るため」だと説明します。
約1年前に「世界一周ロケの旅に行ってきます!」「アジア→ヨーロッパ、アフリカ→アメリカ→南米の順番で、世界中で色んなロケ動画を撮ってきます!」と宣言していた大人の教養TV。今回は、ヨーロッパとアフリカの動画を撮影するための移住のようです。アジアは日本から近いため、撮影の都度その国を訪問できていたものの、ヨーロッパやアフリカはあまりにも遠すぎるため、撮影のたびに往来していると時間や費用が膨大になると説明。1年間限定の「ワーキングホリデービザ」を使って、海外に拠点を構えてロケを行うそうです。そのため、1年後には日本へ帰ってくると荒井は話します。
「ヨーロッパに拠点を作るくらいの勢いじゃないとなかなか撮りきれない」
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滞在中にはポーランドのアウシュビッツやドイツのベルリンの壁、フランスのヴェルサイユ宮殿、エジプトのピラミッドなど有名なスポットにも訪問予定とのこと。一見誰でも知っているような場所に関する「何でそこにあるの?」「そもそもどういう建物なの?」「何がすごいの?」といった答えに困る疑問を、実際に見て回りながら解説していきたいとしています。
さらには、「チーズ転がし祭り」や「牛追い祭り」、トマトを投げ合う「トマト祭り」などの「ヤバいお祭り」にも実際に参加し、なぜこのような祭りがあるのかや実際の祭りの雰囲気を伝えていきたいと荒井は意気込みます。
こうした動画を撮るためには「ヨーロッパに拠点を作るくらいの勢いじゃないとなかなか撮りきれない」と移住の意義を改めて強調。「海外ロケ動画をたくさん撮ってくる予定なのでお楽しみに!」と視聴者に呼びかけています。
コメント欄では「すごい行動力。見習いたいです。動画楽しみにしてます。チームの皆様、体調崩されないよう気を付けていってらっしゃい!」「これからも益々楽しみにしています!」「わざわざ海外移住し、動画を撮ってくれるのは凄い!」とエールが送られています。
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