
犬は時にベビーシッターとなってくれる。家族の一員となった小さな命を愛し、一緒に面倒を見てくれるのだ。
さらにサフィーのように犬用コミュニケーションツール「サウンドボード(トーキングボタン)」を使える犬ならもっと高度なこともできる。
このツールは録音機能付きのカラフルなボタンで、押すと録音した音声が流れる。それを色ごとに振り分けることで犬が飼い主に伝えたいことがわかる。
それを使いこなすサフィーは赤ちゃんに近づきクンクンとにおいを嗅いだところ、異変に気が付いた。
するとサフィーは「うんち」というボタンを押した後「おむつ交換」のボタンを押し、近くにいる飼い主に「おむつ交換の時間だよ」と伝えたのだ。
サウンドボードを使いおむつ交換を伝える犬
ポメラニアンとハスキーのミックス犬、ポンスキーのサフィーはとても賢い。飼い主はサフィーにサウンドボードの使い方を熱心に教えた。その結果、サフィーはボタンの色と言葉、その意味を関連付けることに成功。ボタンを押すことで自分の意志を伝えられるようになった。
赤ちゃんに近づいて行ったサフィーは、赤ちゃんのにおいを嗅ぎ、うんちをしたことを察知。

するとサフィーはボタンの場所に行き、「poop(うんち)」という音声が出る赤色のボタンを押すと、そのとなりにある「change diaper(おむつ交換)」と音が出る緑色のボタンを押したのだ。
台所にいた飼い主に「赤ちゃんがうんちしたからおむつ交換して」とボタンを介して伝えてくれたわけだ。

飼い主はこの音声に気が付き赤ちゃんのところにくるとおむつをチェック、サフィーが教えてくれた通り、おむつ交換が必要なタイミングだった。
こうしてすぐにおむつ交換をすることができた。

犬が飼い主に何かを伝えようとするときはその仕草である程度はわかるが、正確に何を伝えたいかを知るのが難しいことがある。
犬の資質にもよるが、サウンドボードが使いこなせるようしっかりと訓練すればこのようなベビーシッター業務も可能になるようだ。
もちろんそれは、サフィーの赤ちゃんに対する愛情と、自分がお世話をするという強い意志があるからこそだが。
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この動画を見たネットユーザーは「サフィーは家の総監督に昇格だ」、「父親は逆に家事が増えるな」、「サフィーは赤ちゃんに汚れたおむつをしたままにさせたくないのね」などのコメントをよせた。
サフィーがサウンドボードを使いこなしている様子は『sapphie_the_pomsky』で見ることができる。サフィーは賢いのでかなりの言葉を覚えているようで、面白いよ。