ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手がフリーエージェント(FA)になり、多くの球団が同選手との交渉を始めている。移籍先の選択肢は複数あるが、同選手は勝てるチームであることを最優先に考えているかもしれない。米メディア『MLBネットワーク』のジョン・モロシ記者が見解を示している。
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大谷が北海道日本ハムファイターズからメジャー挑戦を行った2017年、移籍先の最有力候補に浮上したのはニューヨーク・ヤンキースだった。しかし、同選手は早々にヤンキースを交渉相手から除外し、サンフランシスコ・ジャイアンツやサンディエゴ・パドレスなど6球団に絞っている。そして、最終的に西海岸の球団のエンゼルスを新天地に選んだ。
それを踏まえ、今回も大谷の争奪戦において、西海岸のチームが有利との見方がある。しかし、モロシ記者は「彼はおそらく地理的なことはあまり気にしておらず、自分が行くチームの質の方を気にしている」と語り、環境よりも勝てるチームであることの方が重要であるとの見解を示した。
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