top_line

【クイズ】明治時代に建てられた「鹿鳴館」。上流階級が集まって何をしていたでしょう?

イタリアで脱走したライオンが路上を徘徊し住民パニック

カラパイア


 地域の住民が思わず二度見してしまう驚愕の光景が、イタリア・ローマ近郊の町で捉えられた。1頭のオスライオンが、住宅街の路上を徘徊していたのだ。

 このライオンはサーカスから逃げ出したようで、一時この地域には自宅待機の警告が促され、住民らはパニックになった。

 しかし、当局は目撃から何時間か経ったあと、ついにライオンに鎮静剤を打ち捕獲。ライオンはその後サーカスに戻されたという。



Lion wanders through Italian town after escaping circus

路上を徘徊するオスライオンが目撃される

 11月11日の夕方、ローマ近郊の海辺の町ラディスポリにあるサーカスから、キンバと名付けられたオスの成獣ライオンが脱走した。

 キンバは住宅街を徘徊し、目撃者を恐怖に陥れた。車の中からキンバを撮影している動画がSNSでシェアされているが、かなりの大きさだ。  4万人強の人口を持つラディスポリのアレッサンドロ・グランド町長は、サーカスのスタッフと警察官がキンバを封じ込めて捕獲する間、全住民は屋内に留まるようFacebookで警告を促した。

捕獲されたキンバはサーカスへ連れ戻される

 その後、地元メディア『Corriere Della Sera』が伝えたところによると、地元警察と鎮静弾を装填したライフルで武装した3人の獣医が、キンバを捕獲することに成功したようだ。

 2度の捕獲の試みから逃れたキンバは最終的に捕らえられたが、捕獲には7時間ほどかかったということだ。  町長は最初のFacebookでのメッセージから5時間以上経った午後10時半に、キンバが無事に捕獲された旨を住民らにシェアした。
キンバはサーカスのスタッフの手によって保護されています。

何時間もの間、住民を脅かせましたがキンバの救助に駆け付けた救急サービスやボランティアに感謝します。
 キンバは、サーカスのスタッフたちによってサーカスに連れ戻されたそうだ。

pixabay

サーカスへの疑問を投げかけた町長

 グランド町長は、パニックに陥り恐怖におののいた住民たちから受けるかもしれない苦情を予期すると同時に、この事件を利用してサーカスが町にいることへの不快感を表明。

 さたには、サーカスにおける動物搾取について疑問を投げかけた。
なぜまだこの町に動物を連れてくるのでしょうか。なぜ市長はサーカスを許可したのでしょうか。

町長として私は何も許可していません。ですが同時に、私には阻止する権限もありません。

この1件が少しでも良心を揺さぶり、サーカスにおける動物搾取に終止符が打たれることを願っています。
 地元メディアでは、現在キンバが動物保護に関する規則を遵守して、サーカスで適切に世話されているか、また所有者の書類がきちんと揃っているか、脱走を避けるための安全対策がきちんととられているかなど、調査を進めているという。

References:Escaped circus lion terrorizes seaside town in Italy, sends residents into panic / written by Scarlet / edited by parumo

 
   

ランキング(動画)

ジャンル