
アメリカのテキサス州で、腰の周りにビニールのゴミ袋を巻き付けた野良猫が発見された。幸いなことに、この猫が出没していたのは動物管理施設の周辺だったので、職員さんが何とかしようと試みたのだが、猫はニンゲンが近づくことを許さず、そのままになってしまっていた。
だがある日、職員さんの13歳になる娘さんが猫に近づいたところ、なんとこの猫は彼女に頭を撫でさせてくれたんだ。これならいけるかも!と思った職員さんは、娘さんにハサミと餌を持たせて再度野良猫に接近させたのだが…。
Rescuing A Cat Stuck In Plastic || ViralHog
ここはテキサス州クエロ市にある動物管理施設である。過去2年ほどこの界隈をうろついていた野良猫が、なんとおしりの周りにビニールのゴミ袋を巻いて現れた。
職員さんは猫を助けようと、餌を持って近づいたり罠を仕掛けたりとあれこれやってみたのだが、猫はニンゲンを信用しておらずすべて失敗に終わっていた。

だがある日、職員さんの娘のブリアンナさんが件の猫に近づいたところ、なんとあれほど警戒心の強い猫が彼女には頭を撫でさせたんだ。
ブリアンナさんはこの時点で一度ゴミ袋を外してやろうとしたのだが、この時は猫は逃げ去ってしまった。そこで職員さんはブリアンナさんにハサミを託して再度挑戦してもらうことに。

再び餌につられて近づいてきた猫に対し、今度はゆっくりとハサミで身体を撫でてやるなどして、まず猫の警戒心を解くこと成功。そして落ち着いてご飯を食べ始めた猫の身体から、無事にゴミ袋を取り除くことができたんだよ。

ゴミ袋から解放された猫は、その後も娘さんに甘えるようなしぐさを見せていた。慌てず冷静にこうどうしたブリアンナさんに拍手だよ。

実はこの職員さんと娘さんは、過去7年ほどにわたり一緒に動物の保護活動にかかわってきたんだそう。13歳という若さで落ち着いて対応できたのは、その経験があったからなんだね。
この野良猫は最終的に職員さんの農場に引き取られ、他の保護猫たちとともに幸せな猫生を送ることになったとのことだ。
written by ruichan
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