
物価の上昇が続くなか、約9割の家庭が家計に影響を受けているとするアンケート結果が公表されました。
【映像】住友生命が調査したアンケート結果
住友生命が10月、全国の20~60代の男女5566人に調査したところ、89.7%の人が物価上昇による家計への影響について「ある」または「少しある」と回答しました。「ある」と回答した人に影響のある費目を尋ねたところ、1位は「食費」の93.2%で、次いで「電気代」の76.4%、「ガソリン代」の60.9%という結果になりました。
こうした結果から生活費が「増えた」と回答した人は88%に上り、1カ月の生活費の平均金額は昨年度と比べて、8043円高い2万2825円に増えました。生活費を抑えようと何らかの節約をした人は80.2%に及んでいて、切り詰めた費目の1位は「食費」の48.7%、次いで「被服費」の26.3%などとなりました。
「自身の小遣い」や「交際費」と答えた人も約25%に上っています。(ANNニュース)