ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は正式にフリーエージェント(FA)となった。以前から勝利を求めていることを明言している大谷は、FAでエンゼルスを離れる可能性が高い。米公式サイト『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者が言及した。
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エンゼルスは6日(日本時間7日)の期限を前に、大谷に対してクオリファイング・オファーを提示した。これにより、大谷には2,032万5,000ドル(約30.9億円)の1年契約が提示されたことになる。もし大谷がオファーを断れば、MLB全球団との交渉が可能だ。
大谷は右肘の手術によって来季の登板は不可能だが、2025年には二刀流として復帰する予定だ。今季89敗を喫したエンゼルスは新監督を探している最中だが、大谷との再契約を今オフの最優先事項としている。
しかしボリンジャー氏は「大谷は長期契約を求めており、年俸もオファー以上と予想されているため、11月14日(日本時間15日)の期限までに拒否するだろう。3季ぶり2度目のアメリカンリーグMVP受賞が期待される彼は、FAで記録的な契約を要求することが予想される」と、エンゼルスのオファーに応じないと考えている。
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