ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は今オフ、フリーエージェント(FA)で他球団へ移籍する可能性がある。その場合の移籍先として最有力候補に挙がっているロサンゼルス・ドジャースだが、同選手の獲得に失敗した時は、J.D.マルティネス外野手との再契約に動くと、米メディア『ブリーチャーネイション』が予想した。
今シーズンのメジャーリーグはABEMAプレミアムで!公式戦324全試合を日本語実況解説のもと完全生中継!
36歳のJ.D.マルティネスは今季のレギュラーシーズンで、打率.271、33本塁打、OPS.893(出塁率.321 + 長打率.572)の成績を残している。ドジャースのプレーオフ進出に貢献する活躍を見せているが、股関節の張りなどで離脱する期間もあった。その懸念もある中で、右肘靱帯損傷により来季は打者専念の大谷がチームに加わる可能性もある。
それを踏まえ、同メディアは「来年は指名打者(DH)でしかない大谷と並べるのは、あまり意味がない」とし、「クオリファイング・オファーを延長せず、マルティネスをドラフト指名補償から切り離し、大谷の獲得を目指すだろう。そして、大谷の獲得に失敗したら、マルティネスに軸足を戻す可能性もありそうだ」との見解を示している。
【了】