(左から)iPhone 15:ディスプレーサイズ6.1インチ。全5色、128GB、256GB、512GBのストレージ容量がラインナップされるスタンダードモデル。iPhone 15 Plus:色、ストレージ共に15と同じ構成で、ダイナミックアイランドを採用した6.7インチディスプレーを搭載の大画面モデル。iPhone 15 Pro:内部フレームにチタニウムを採用して重量187gを実現。新開発されたA17 ProチップはゲーミングPCのタイトルがサクサク動作。iPhone 15 Pro Max:15 Proの
iPhone 15シリーズやGoogleのPixel 8シリーズ、AQUOS sense8など超人気モデルが続々と販売スタート。しかし、円安の影響でお値段は例年以上に!! そんな超人気モデルのスペック的な推しポイント、さらには多くのユーザーが活用しているキャリアの端末購入プログラムやメーカー直販のお得なサービスなどもガッツリと解説ですっ!
9月22日にAppleから「iPhone 15」シリーズが発売され、10月12日にはそのライバルとなりつつある「Google Pixel 8」シリーズも登場。このほかにも新端末が続々と発売されて物欲が刺激されまくりなシーズンが到来。
しかし、円安の影響をモロに受けてしまった価格問題が……。そんな中、キャリアから高額スマホを購入する多くのユーザーに利用されているのが、「端末購入プログラム」だ。でも、実店舗のポップには【実質負担金○万円】や【○ヵ月目の返却で○万円免責】など、微妙にわかりづらいワードが多め。
キャリアの端末購入プログラムのお得な活用テクをITジャーナリストの法林岳之(ほうりんたかゆき)さんに解説してもらいます!
iPhone 15 Proシリーズはゲーム性能に要注目です! 15 Proシリーズで注目の独自機能が、新採用のA17 Proチップの処理能力を生かしたゲーム性能。年内中には『バイオハザード RE:4』(写真上、中)と『バイオハザード ヴィレッジ』(写真下)がリリース予定で、バイオの最新作がスマホで遊べるサプライズが! これらは各種ゲーム用のコントローラー、そしてスマホ単体でも画面に表示されるタッチコントローラーでプレイできる
――端末購入プログラムは4キャリア共に採用していますが、これにはどういった理由が考えられますか?
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法林 端末の高価格化です。今年のiPhone 15(256GB)はドコモのオンラインショップの機種変価格で17万2040円です。これを24回の分割払いにしても月7168円。もちろん、通信料金も発生しますから、ほぼ毎月の支払いは1万円以上になります。
――一般的に考えるとけっこうな負担ですよね。4人家族全員がiPhone 15ユーザーとかだとなおさら!
法林 はい。しかし、端末購入プログラムを利用することで分割払いの支払額は、月3749円(初回3762円)×22回の総額8万6240円となるのです。
――なぜ、その計算に?
法林 どのキャリアの端末購入プログラムも、【購入した端末を指定された期間内にキャリアに返却する】のが大前提です。ユーザーの端末をキャリアが下取りし、それらを世界の中古スマホ市場に流通させるビジネスが成り立っています。中古スマホ市場があることでユーザーはより安く新端末を購入できるのです。
なので、ドコモのオンラインショップの機種変価格で17万2040円のiPhone 15(256GB)なら、【実質負担金額】が8万6240円。購入後23ヵ月目に返却することで【免責される金額】が8万5800円となるのです。