業務効率を上げる便利ツールが急増中!
問いかけると自然な言葉で回答を返してくれる対話型AI「ChatGPT」が話題を呼んで、はや半年。後を追うように、実用的な無料AIツールが続々登場している。実際どこまで使えるのか!?
AIツールに詳しい識者にリストアップしてもらったものを、デジタルツールに苦手意識がある『週刊プレイボーイ』本誌ライターが手当たり次第使って検証してみた!
* * *
■指示文なしで文章を作成!今回、実際に使ってみたツールは10個。いずれもAIツールに詳しい「ナギ-AI活用術×図解」さんに選んでもらったもので、基本無料だが利用回数の制限があるものが多く、そのほとんどは有料版が存在する。

広告の後にも続きます
最初に使用したのが「Notion AI」だ。これはメモやプロジェクト管理、スケジュール管理などができる多機能ツール「Notion」上で使えるAI機能で、文章の作成・添削・要約から、アイデア出しを手伝ってくれる。
ChatGPTにも似た機能がいくつか存在するが、Notion AIは機能が細かく指示できるボタンが用意されているのが特徴。「シンプルな表現に書き換える」「スペルと文法を修正する」「文章を改善する」など、すでにメニューが用意されており、ChatGPTよりも操作が直感的で簡単な点に魅力を感じた。作成されたコンテンツもすぐに人と共有したりできるのが強みだ。
ただ、あくまでこれはNotion内の機能なので、普段からNotionを使っていないとやや不便に感じるかもしれない。
そこで試してみたのが文章作成ツール「Catchy」。キャッチコピーや広告のタイトル、記事の見出しや本文をはじめ、「商品説明文」「Instagramの投稿文」など、用途を細かく選べるのが特徴で、Notion AIよりもさらに文章作成に特化している。
作成する前に文章の雰囲気を「丁寧・カジュアル・大胆」の3種類から選べるなど、かゆいところに手が届く仕様になっており、ChatGPTのように指示文を考える必要がない。