
オダギリジョーが主演を務めるドラマ『僕の手を売ります』が、10月27日よりFOD、Prime Videoにて配信されることが決定した。
参考:オダギリジョーに聞く、役の広げ方 「作品にとってどうあるべきか」
本作は、オダギリ演じる主人公・大桑北郎が、多額の借金を返済するため、全国各地でアルバイトをして回り、そのゆく先々で起こる様々なトラブルに巻き込まれながらも、家族と向き合っていく物語。
監督を務めるのは、映画『パビリオン山椒魚』(2006年)、『南瓜とマヨネーズ』(2017年)などの冨永昌敬。オダギリと冨永監督がタッグを組むのは、6年ぶりで今回が3度目となる。主演のオダギリは企画段階から参加し、オダギリと冨永が構想したオリジナル脚本を、オダギリは演技で、冨永は映像で具現化した。
妻の雅美を尾野真千子、娘の丸子を當真あみがそれぞれ演じるほか、水沢林太郎、大野泰広、松田美由紀が出演。さらにゲストとして、中村アン、斉木しげる、眞島秀和、紺野まひる、石井正則、柳英里紗、円井わん、田中要次らが顔を揃える。
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大桑(オダギリジョー)は、理系の大学院まで出たものの就職氷河期世代で就職をあきらめ、自らネットビジネスに乗り出したが大失敗をしてしまう。多額の借金を抱え、東京・町田市に妻の雅美(尾野真千子、)、娘の丸子(當真あみ)を残し、全国各地でどんな仕事も引き受けるプロアルバイターをしながら借金完済を目指して生きていく。大桑は、全国津々浦々を駆け巡りアルバイトに明け暮れるが、数々のアルバイトをこなしてきた経験と持ち前の器用さに加え、なんだかんだ断れない性格から、どこへ行っても毎回その土地の個性あふれる人々のトラブルに巻き込まれてしまう。
主題歌は、シンガーソングライターの七尾旅人が歌う「Drive into The Night」に決定。昔から交流があり、冨永監督の世界観を知る七尾が、本作のために書き下ろした。
また、予告映像がFOD配信サイトにて公開。ドラマに登場するキャラクターたちの姿が捉えられている。
コメント
■オダギリジョー
今回は企画の立ち上げから関わらせていただき、一段と思い入れの強い作品になりました。どんな仕事でもやってのける器用さと、様々なトラブルを呼び込んでしまう不器用さを、共にトラックに乗せて日本中を巡るロードムービーです。冨永監督を筆頭に、最高のスタッフ、キャストで作り上げた『僕の手を売ります』。楽しんで頂けると幸いです。