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織田信長、豊臣秀吉、徳川家康…最も「人材活用術」に優れていたのは? 直木賞作家・今村翔吾が解説

TOKYO FM+

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。9月28日(木)の放送は、作家の今村翔吾(いまむら・しょうご)さんをゲストに迎えお送りしました。


(左から)パーソナリティの山崎怜奈、今村翔吾さん



◆気分転換方法が同じ!?

まずは、この日の番組テーマが「誰かに話したくなる“おまじない”の話」ということで、今村さんに普段おこなっているおまじないやルーティンを聞いてみると、「賞レースの前に紫色の花と黄色の花を生けること」と明かします。

というのも、普段から自宅に花を飾ったり、お花を生けることが好きだそうで、2022年に「塞王の楯」で第166回直木賞を受賞した際、発表前に紫色と黄色の花を生けたところ見事受賞! それ以降、ルーティン化して続けているそうです。

また、執筆作業に行き詰ったときは、気分転換に爪切りをおこなうそうで、「爪を切るのが好きというか、作家になってから異常なほど爪が伸びるのが早くなって、きれいに整えたら気分も一新できるんです」と語ると、れなちが「私も勉強や執筆活動をしているときに、集中できなくなったら爪を切るんですよ!」とまさかの一致に喜びます。

◆“歴史”から学ぶ「ビジネス書」

今村さんは、今年8月に初のビジネス書「教養としての歴史小説」(ダイヤモンド社)を発売しました。本書の内容について、「そもそも歴史から学ぶことは多いけれども、それを今から勉強するのはしんどいので“歴史小説を楽しみながら、物語として体に吸収していこう”みたいなテーマで書きました」と解説します。

また、歴史小説の魅力について伺うと「いろいろな教養、ほかのジャンルへのハブ(集約点)になる」と言います。例えば、前述の「塞王の楯」は、安土桃山時代の石工集団「穴太衆(あのうしゅう)」がテーマになっており、読むだけで「建築の造形に深くなったり、(当時の)文化について知ることができる」と言います。

さらに本書では、オススメの歴史小説を作家の世代に合わせて、第一世代~第七世代に区分けして紹介しています。そのなかで「第三世代が圧倒的に強かった」と今村さん。第三世代には、池波正太郎さん、司馬遼太郎さん、藤沢周平さん、山田風太郎さん、遠藤周作さんなどが名を連ねており、「僕らからしたら、ここは神々の世代やね」と感じ入ります。

“人材活用術が学べる歴史小説”に関しては、戦国三英傑の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が比較されることが多いとのことで、「実は、信長は意外とルールに細かく“管理”という部分では長けていたという逸話が多いです。今の感覚で言うと、織田家では100円を盗んでも死刑だからね」というエピソードを披露。

そのほか「秀吉は振る舞い上手で、人の心をつかむエピソードが小説のなかで学べるし、トータル的には、やっぱり家康が一番すごい」と話していました。

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9月28日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月6日(金) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
 
   

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