
おいしくなかったら全額返金します。そう言ってるラーメン屋さんが存在する。東京・池袋の『鈴の木』(東京都豊島区池袋2-18-2)だ。
複数の人気店があるラーメン激戦区
近くにはミシュランシェフ・宮崎千尋氏がプロデュースした『ラーショマルミャー』(東京都豊島区池袋2-22-5)や、漫画家・清野とおる先生が暖簾を描いた『六感堂』(東京都豊島区池袋2-23-5)など、複数の人気店があるラーメン激戦区である。
まずいものを作ったら死活問題『鈴の木』
そんな地域で「おいしくなかったら全額返金します」と断言して営業している『鈴の木』。つまりそれ、客が「まずい! 金返せ!」と言ってきたら大損になる。「売れない」よりも損。だってタダメシ食わせたことになるのだから。材料費も光熱費も人件費も地代も無駄に……。まずいものを作ったら死活問題。
まずかったら全額返金のラーメン屋『鈴の木』に行ったんだわ。まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返金まずかったら全額返… pic.twitter.com/tpMc1hhBkf— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) October 1, 2023
読者「忖度してんじゃねーの?」
っつーことで、実際に『鈴の木』に行ってみた。メシ系のレポートを記事にすると、たまに読者に「忖度してんじゃねーの?」って言われる。同業者にも「なんかの案件?」「食いに行ったのに記事にできないと困るからまずくてもウマイって書くんでしょう?」って言われるケースが稀にある。わかる。メディア全体がそういう疑いをかけられているのはわかる。
あまりにもまずかったら記事として書かない
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だがしかし! メシのレポートは、いま俺は、食レポは客目線で考えるべきだと思ってる。記者はイマイチならイマイチと書くべき。クソまずかったらクソまずいって書くべき。あまりにもまずかったら書かない。交通費も食費も自腹だから、記事にしないと1円にもならないどころか、むしろマイナス赤字。
少なくとも本当にうまかったらウマイ、まずかったらイマイチって書く。信用しろ!
まずかったら全額返金のラーメン屋『鈴の木』で食ったんだわ。油そばね。よく混ぜて食べるそうな。頭に浮かぶ言葉はまずかったら全額返金! まずかったら全額返金! まずかったら全額返金! まずかったら全額返金❗️ まずかったら全額返金‼️ まずかったら全額返金⁉️ pic.twitter.com/1TUvaPBZQA— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) October 1, 2023





盛り付けがとってもキレイ
店内に入り、食券を買う。とりあえずオーソドックスな『辛まぜそば』(890円)。ライスも欲しかったが、糖質制限中なのだ。
調味料がたくさん用意されてるのは嬉しいのう! 味変がはかどりそう!


待つこと数分、目の前に辛まぜそばがやってきた。見ためはイイ感じ。