AEWが現地時間1日、米ワシントン州シアトルでアントニオ猪木さん一周忌追悼大会『レッスルドリーム』を開催。ブライアン・ダニエルソンがザック・セイバーJr.との技巧戦を制した。
元WWE王者のダニエルソンは猪木さんが立ち上げたLA道場の出身。AEW&新日本合同興行6・25トロント大会でオカダ・カズチカに勝利した一戦が記憶に新しい。この日はザックとの一騎打ちが実現した。
テクニシャンナンバー1決定戦と言っても過言ではない両者の対決はザックが腕攻め、ダニエルソンが足攻めで削り合う消耗戦で幕開け。回転足折り固め、ヨーロピアンクラッチと丸め込み合戦でニアフォールを連発し、ダニエルソンがキャトルミューティレーションで捕らえれば、ザックはアームロックで切り返す。ダニエルソンがヒールホールドを極めれば、ザックが同じ技で極め返すなど高度なグラウンド戦が展開された。
終盤にはザックが腕へのエルボースマッシュ、ダニエルソンがローキックを打ち合う激しいラリーを展開。ザックが各種腕関節を次々に極めて勝機を作ったが、ダニエルソンは意地でもギブアップせず。レッグロックスープレックスで逆襲すると、KENTAばりのブサイクへのヒザ蹴りを連発して熱戦に終止符を打つ3カウントを奪った。
【AEW】ダニエルソンがザックとの技巧戦制す

2023年10月3日