
10月1日にABCテレビ・テレビ朝日系で放送された『何曜日に生まれたの』第8話に山之内すずがサプライズ登場した。
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本作は、『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)や『高校教師』(TBS系)などの話題作を世に放ってきた脚本家・野島伸司による、サスペンスあり、恋愛あり、青春ありの“ジェットコースタードラマ”。
第8話では、これまで頑なに人と交流することを拒み続けてきた人気ラノベ作家の公文竜炎(溝端淳平)が、黒目すい(飯豊まりえ)の言葉から影響を受け、心境に変化が……。すいの父親で漫画家の丈治(陣内孝則)との単行本第一巻発行記念サイン会に参加することを決意。しかし、それぞれの人生に明るい兆しが見えたのも束の間、公文のファンが多く賑わうサイン会場で大事件が発生。公文の代表作『死にたがる彼女を1000回救う』のヒロイン・アガサと同じオレンジ色のウィッグをつけたセーラー服姿の熱狂的ファンが、公文と握手をしながら「どうして、私を、書くの?」と問いかけ、ナイフで襲いかかったのだ。
山之内は、そんなインパクトのある熱狂的ファンを演じた。バラエティやCMで活躍し、SNSの総フォロワー数は110万人を超え、近年は俳優業にも挑戦している山之内が、オレンジ色のウィッグをつけたセーラー服姿でダークな人物を怪演した。
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10月8日に放送される第9話で最終回を迎える本作。久美(シシド・カフカ)は公文竜炎が熱狂的なファンに襲われたことで対応に追われ、現場は大混乱に。一方その頃、黒目すいは公文の妹・蕾(白石聖)に会うため1人病院へ。すいは、10年前のバイク事故以降、自らを見守り続けてくれていた公文のおかげでコモリビト状態から脱出できた。そんな公文を、過去のトラウマから仮面を被り続ける公文竜炎を、そして妹の蕾を救いたいーー。すいは蕾とお揃いのオレンジウィッグを被り、中庭から病室へメッセージを送り続けるのであった。サッカー部のメンバーたち悠馬(井上祐貴)、純平(YU)、瑞貴(若月佑美)、リリ子(片山友希)、健人(濱正悟)も、過去のわだかまりや悩みを乗り越え、新たな人生の一歩を踏み出そうとしていた。そして悠馬は、すいを連れてホントの海へ。悠馬が伝えようとするホントの想いとは。公文に救われたすい。すいが救いたい公文。そして新たな道を歩き始めるサッカー部のメンバーたち。彼らが選んだ未来とは。
(文=リアルサウンド編集部)