
こんなにみんな栗好きだった?と思うほど、毎年さまざまな栗を使ったスイーツがSNSやカフェでも話題を集めていますよね。
そういう私も、実は栗の美味しさに目覚め、秋がくるのが待ち遠しい!と思うようになったのは随分と大人になってからです。まったり、ほっこり……お酒に合わせた和菓子、洋菓子と進化が止まりません。
そんな中で、お祝いシーンに贈りたくなる、見た目も美しい和菓子をご紹介します。
栗好きにはたまらない、栗菓子のお店「日向利久庵」
宮崎の美味しいお菓子を知ってもらいたい、地域に貢献したいという思いで創業された日向利久庵は、地元の栗「西郷栗」を中心とした栗のお菓子専門店。宮崎県東臼杵郡美郷町をはじめ、宮崎県内、博多、東京など5店舗を展開し、鮮度が命の栗をできるだけシンプルに味わえる、栗好きにはたまらないお店です。

お店のある辺りで作られる栗はその存続が危ぶまれたこともあったそうですが、自然と豊かな水に恵まれた山で大切に栽培され、地元でお彼岸に食べられる「栗おはぎ」は歳時菓として受け継がれているそうです。
まるで3種類の栗菓子が堪能できる「栗利久」
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「栗利久」は日向利久庵でも人気のお菓子の一つです。しっとりして、食べ応えのある大栗の渋皮煮、まるで和栗のモンブランのような栗餡、さらにこっくりとした黒糖羊羹が上掛けされています。ころんとした栗の丸さがポコポコとしていてとても可愛いです。

栗の盛り上がった真ん中を切ると、綺麗に3層になっていて見た目でも楽しめます。それぞれの味を引き立てるように甘さも、見た目よりもグッと控えめ。
まるで栗羊羹、栗きんとん、丸ごとの栗を一体化させたような構造だから、すごく贅沢。ひとつで3種類の栗菓子を味わえて、幸せな気持ちになります。
賞味期限も冷凍の状態で90日と長いので、好きなタイミングで解凍して食べられるのも嬉しいです。
私自身、実家で父と食べたことがありますが、その断面の美しさ、ひとつでいろんな栗の魅力を味わえるのが親子でとても気に入りました。目上の方にお贈りするのにもおすすめです。
