
宮沢と同じく大胆な脱ぎっぷりで早熟だったのは、高岡早紀(50)だ。
94年に映画「忠臣蔵外伝 四谷怪談」(松竹)で、湯女・お岩に抜擢され、登場シーンからいきなり着物を脱ぎ、新雪のような白肌から見事な爆胸が露わになった。映画評論家の秋本鉄次氏が当時を振り返る。
「伝説のヌードシーンは今も忘れられません。試写会では何というおっぱいなんだと、どよめきが起きるほどでした」
翌95年には、写真集「one,two,three」(ぶんか社)でもすべてを晒し、爆胸=高岡早紀の方程式を確立した。
だが、魔性のフェロモン女優にとっては、ここからが本番だった。オムニバス映画「female」(05年、東芝エンタテインメント)の「夜の舌先」篇で主演を飾ると、夢の中という設定で、階段の前で立ったまま交わる。
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「イヤ〜ン。歩きながらイクなんて‥‥」
卑猥なセリフを吐きながら、早送りのような速で突かれるのだった。
さらに、いわくつきエロスと評判になったのは、映画「モンスター」(13年、アークエンタテインメント)でのこと。ある映画関係者は声を押し殺しながら、
「ブサイクと罵られた女性が整形手術で美女に変貌するという設定で、ハードな濡れ場に挑みました。ただ、スピンオフ版では、ほぼ艶ビデオのような合体描写を盛り込んで撮影する予定で進行していましたが、水面下で頓挫。映画もDVD化されていません」
奔放な私生活がたびたび取り沙汰されたが、そのたびに妖艶さが増していく。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏もある場面を目撃していた。