若くして不慮の死を遂げた広津里香のベストセラー手記を原案に、画像生成AIのStable Diffusionとモーションキャプチャを活用し、少人数体制で制作したゾンビ・アニメーション映画「死が美しいなんて誰が言った」が、12月22日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開される。

モーキャプスタジオ〈アインス〉を運営するズーパーズースのアニメ映画第2弾となる本作。監督はニューヨーク・アジア映画祭で最優秀新人賞を受賞した中島良が務める。
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ゾンビウイルスに感染した詩人のレイを演じるのは、ミュージカル『ヘタリア』や舞台『文豪ストレイドッグス』の長江崚行。医師のリカ役には「映画 賭ケグルイ」シリーズの中村ゆりか、レイの妹のユウナ役には私立恵比寿中学の真山りか、密航斡旋業者のタキシバ役にはモデルや俳優として活躍する山田ジェームス武を配する。主題歌は人気のアカペラアーティスト、ももんぬが担当。新時代のチャレンジに注目したい。
Story
ゾンビウイルスが蔓延した日本。政府は治療可能な感染者だけを病院に送り込んだ。
ウイルスに侵されている研修医のリカは、16歳の天才詩人レイと妹のユウナを看病する。だがほどなくユウナはゾンビとなって暴れ出し、リカとレイは恐怖と混乱が渦巻く病院を脱出。リカは海外への渡航を提案するも、レイの希望により行き先は彼の故郷となる。そして到着すると、変わり果てた妹から悲しい告白を受けることに──。
絶望的な世界で、彼らは生きる希望を見出せるか?
「死が美しいなんて誰が言った」