

(ローマの建国にまつわる牝狼と「ロムルスとレムス」のブロンズ像の《カピトリーノの牝狼(複製)》が使用された看板)
東京都美術館では、「永遠の都ローマ展」の特別展を、2023年9月16日(土)〜12月10日(日)(※土日・祝日のみ日時指定予約制)まで開催しています。

(入り口の矢印の方向が会場の受付です)
ローマは、オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックの映画「ローマの休日」でよく知られていますが、トリニタ・ディ・モンティ聖堂を背景にするスペイン階段やサンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂の「真実の口」を訪れるような、そんな夢想する休日にふさわしい街であるかもしれません。
とはいっても、ここ数年のコロナの影響や経済的苦境や現在の円安のなかで、ローマを訪れる日本人の数は、今はかつてのような賑わいではないらしい。
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これから海外へと旅行などを考えている方も多いと思います。
ちょうどそんなときですが、はるかかなたのローマから、日本人への贈り物が届きました。

(1階の「第四章」会場にて 共にピエトロ・ダ・コルトーナ作 「教皇ウルバヌス8世の肖像」 1624-27年頃 「聖母子と天使たち」 1625-30年 共にカピトリーノ美術館 絵画館蔵の前にて報道内覧会で行われた本展監修者による解説)
本展覧会は、コロナ以後開催が延期になっていた特別展が、ようやくこの秋に開催の運びとなったものです。
報道内覧会では、ローマ市文化財監督官のクラウディオ・パリージ=プレシッチェ氏と美術史家で立教大学文学部教授の加藤磨珠枝氏、本展担当学芸員の小林明子東京都美術館学芸員に、本展の趣旨や展示の特徴、見どころなどを解説していただきました。
