
コロナ禍の影響で運休していた、日本とエジプトを結ぶ直行便が再開しました。近く、大エジプト博物館の開館も予定されており、より手軽にエジプトへ旅行できるようになります。
【映像】エジプトへ向かう旅行客の様子
成田空港とカイロ国際空港を結ぶエジプト航空の直行便が28日、再開され、約300席の第一便は満席となりました。
日本・エジプト間の航空便は、これまではヨーロッパやドバイなどを経由する必要があり、乗継時間を含め20時間以上かかることもありましたが、直行便だと12時間あまりに短縮されます。
「(経由便は)途中の空港で何時間もはさまないといけないので辛いですね。起きてないといけないので。直行便があるとありがたいです」(日本からの旅行客)
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直行便はしばらく週1回の往復で運航されますが、今後2回に増やすことが予定されています。
エジプトでは、近く観光の目玉となる大エジプト博物館の開館が予定されていて、日本の考古学ファンにとってもエジプト旅行がより手軽になります。また、インフレなど経済的苦境と外貨不足にあえぐエジプトにとっても“渡りに船”で、観光業界などからは熱い期待が寄せられています。(ANNニュース)