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ド派手消防アクション『フラッシュオーバー 炎の消防隊』を観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

TOKYO HEADLINE

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先週お知らせした12月の三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュース公演「リライト!」のオーディションなんですが、多くの方にご応募いただきました。ありがとうございます。

 いい作品にできそうな予感しかしません。ご期待ください。

 では今週も始めましょう。

 中国映画で、タイトルになっているフラッシュオーバーというのは、局所的な火災が連鎖するという意味だそうです。
 物語は、まさにタイトル通り、立て続けに起こる火災と戦う消防士たちと、そこに関わる被災者や家族の人間関係が、ひたすら描かれ続けます。

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 爆発と、煤まみれの隊員たちが、とにかく動き回る。

 かなり派手な火災や消火活動、救助、次の現場への移動などの動きがある描写が沢山続き、飽きが来ず凄くかっこよくて、調べてみたら『マトリックス』や『スパイダーマン』のアクションに携わっていた方が、今回のアクションシーンを監修されているそうです。

 炎と水、爆風にふっ飛ばされる人間、あと消防車!車が出てくればカーアクションもできる!

 これだけの要素が映っていれば、眼と耳だけでも楽しいから、もう全然2時間観れちゃうので、前半は「これはアクションを見せるエンタメ映画なんだな」と、気を抜いていたのですが、後半の人間ドラマもヤバい。

 ファミリーストーリーからラブロマンスまで、丁寧に「命がけの仕事している人たちの人生」みたいなことを、しっかり表現していた印象。

 そもそも「消防士」という存在自体が“見知らぬ誰かの命を守る“という“正義の象徴”みたいなところがあるじゃないですか。そこが忠実に描かれ、意見の対立はあるものの、あくまでも“敵”は、炎であって“悪人”が、出てこない構成も「出てくる人を嫌いにならないでいい」という、観客に優しい作りで素晴らしい。

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