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福原遥×水上恒司『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』本予告 主題歌は福山雅治に

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『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』©️2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

 12月8日に全国公開される福原遥と水上恒司のW主演映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のメインビジュアルと本予告が公開された。

 参考:【写真】福原遥の頭を撫でる水上恒司

 本作は、TikTokで話題となり、シリーズ累計発行部数70万部となった汐見夏衛によるベストセラー小説を、福原と水上のW主演で映画化したラブストーリー。CM界で長く活躍をし、長編映画は『光を追いかけて』に続き2作目となる成田洋一が監督を務める。

 公開されたメインビジュアルでは、百合(福原遥)と彰(水上恒司)が百合の丘で見つめ合い、彰から百合へ“百合の花”を手渡している場面が切り取られている。「あなたと一緒に生きたい」という百合の希望、「君のために生きたい」という彰の決意がキャッチコピーとして添えられた。

 予告編は、現代に生きる女子高生・百合が1945年の日本にタイムスリップするところから始まる。暑さに倒れそうだった百合を助けてくれたのは、彰だった。それから事あるごとに彰に助けられ、その優しさにどんどん惹かれ、初めての恋をする百合。だが、彼は特攻隊員で、間もなく出撃する身だということを知らされる。

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 「戦争に意味があるのか」「どんな意味があるのか言ってみてよ!」と警官に食ってかかる百合をきっかけに、幸せな瞬間は一転。日常に迫りくるB29の襲来と燃える街並みが映し出される。勤労奉仕の女子学生・千代(出口夏希)からほのかな恋心を寄せられる石丸(伊藤健太郎)、愛する婚約者を地元に置いてきた板倉(嶋﨑斗亜)、去年の冬に生まれた娘と会わないまま出征する寺岡(上川周作)、陸軍家系に生まれたことで家の名誉のために特攻に行くしかないと信じている加藤(小野塚勇人)、そんな彼らを見守る鶴屋食堂の女将・ツル(松坂慶子)。そして出撃の時を迎える彰と、百合へと書かれた手紙が映し出される。

 主題歌は、福山雅治による書き下ろし新曲「想望」に決定。福山が実際に本編を観て、登場人物たちに思いを馳せ、映画に寄り添って書き上げたバラードとなっている。福山は新曲について、「福原さん水上さんたち二十代の俳優をはじめとする出演者全員が表現する1945年の夏。あの日々に想いを馳せた誠実なお芝居に胸を打たれました。本作は、運命がもたらす喜びと苦しみを教えてくれています。時代という抗えない濁流の中に飲み込まれる一滴の水のように出会った百合と彰の運命。人々の日常を破壊する戦争という行為が、何度も繰り返されてきた時代の果てである現在。その2023年に産み落とされた今作に寄せて『いま、日々を生きていることの幸せ』を歌で描きたいと思いました。毎日帰るべき場所へ帰れることの幸せを。世代や時代を超えて、この映画が多くの人に触れてもらえることを願います」とコメント。

 福原は「感動して胸がぎゅっとなりました。百合や彰、特攻隊の皆の気持ちが繊細に描かれていて、この作品を通して伝えたいことが全て詰まっているような気がします。この曲を聞きながら撮影をしたかったです」、水上は「百合と出会い、惹かれ、少しずつ気持ちが変わっていく彰の心情……その全てがこの曲に描かれているような気がしました。『想望』をきっかけに、多くの方にこの映画をご覧いただき、作品に込めた思いが伝わることを願っています」とそれぞれコメント。原作者の汐見は「物語は百合たち送り出す側の目線で語られますが、『想望』は彰たち送り出される側の目線で歌われていて、聴くほどに旅立つ彼らの思いが胸に迫り苦しいほどでした。最後には、何の屈託もなく空を綺麗だと思えることの尊さ、何の疑いもなく明日を信じられる幸せを感じると共に、それは決して手離してはいけない、大切に守らなければあっけなく壊れてしまうものなのだというメッセージが胸に響きました。今だからこそ全ての人に聴いてほしい楽曲です」と語った。

 さらに、成田監督は「この映画の本質を見抜いていただきました」、西プロデューサーは「百合と彰のことだけでなく、当時を生きた全ての人の想いがこもっているような気がしました。それ程素晴らしい楽曲を主題歌に迎えられたこと、ただただ光栄です」と喜びの声を寄せている。

 あわせて、ムビチケの販売が9月29日より開始されることが決定した。

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