イヨ・スカイとアスカの日本人対決によるWWE女子王座戦が現地時間22日に行われたスマックダウンで実現。イヨが熱戦を制して王座防衛を果たした。
2週間前のスマックダウンでアスカが挑戦を表明し、イヨも迎撃を宣言。1994年11月にブル中野が日本人初のWWE女子王者となってから約29年。この日、日本人対決でWWE女子の頂点が争われた。
試合は期待にたがわぬ熱戦となった.イヨが雪崩式アームホイッフで先制し、スワンダイブ式ミサイルキックを連発すれば、アスカはトップロープからの雪崩式ブレーンバスターを敢行。チキンウイングアームロックで捕らえ、イヨが耐えてもハイキック、ミサイルキックと攻撃の手を緩めず。ローリング逆水平を乱れ打ち、スピンキック、スライディングキックの波状攻撃に出た。
それでも沈まないイヨはコーナー上でのドロップキックで逆襲。コーナー最上段からのラ・ケブラーダを発射した。ジャーマンで追い討ちをかけたイヨはクロスフェースで絞め上げたものの、アスカがアスカロックで切り返し、一転してピンチに。逃れても執ようなアスカロックに捕まった。
ここでイヨのセコンドについていたベイリーがシャーロットと乱闘。これに気を取られたアスカの後頭部にランニングダブルニーをぶち込んだイヨはムーンサルトを発射して一気に3カウントを奪った。
アスカを退けたイヨがWWE女子王座防衛に成功。熱戦となった日本人対決は場内を何度も沸かせた。試合後、イヨは倒れたままのアスカの前で白いベルトを掲げて勝ち誇った。
【WWE】日本人対決WWE女子王座戦が実現 イヨがアスカとの熱戦制して防衛

2023年9月24日