
9月21日、宮崎駿監督のアニメーション映画を手がける「スタジオジブリ」が会見を開き、日本テレビが同社の株式を取得し、ジブリが日テレの子会社になることを発表した。
日本テレビ専務の福田博之氏が新たに代表取締役社長、現社長の鈴木敏夫氏は代表取締役議長、宮崎監督は取締役名誉会長にそれぞれ就任するという。
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「このニュースを受け、ネット上では日テレの “強権発動” による『風の谷のナウシカ』の続編の制作を期待する声が続出しています。1984年公開の映画では、原作全7巻のうち2巻までしか描かれていなかったこともあり、『風の谷のナウシカ2』の構想は40年近くが経っても浮かんでは消えています。
実際、鈴木氏によれば、過去に『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏が直談判してきて、続編話が進みかけたこともあったそうです。日テレは、2021年に『庵野秀明展』を主催したこともあり、庵野氏との結びつきもあります。『ナウシカ2』を日テレに期待するのには、こういう理由があるわけです」(映画ライター)