“オールウェイズ・スマイル(いつでも笑顔で)”と、紀子さまは学生時代にしたためた手紙の末尾に添えられていたという。日本中を癒したそのほほ笑みは、いつしか“般若”と誹謗する者も出るほど、批判を集めるようになってしまった。
美智子さまをお手本に、皇室を支えるための奮闘を重ねてきたはずの紀子さま。だが、その強すぎる使命感が眞子さんの反発を招き、国民との距離を広げる端緒ともなった。
紀子さまのお顔には、いつものように、眞子あのほほ笑みがたたえられていた。関東大震災から100年となる今年9月1日。東京都墨田区の東京都慰霊堂で執り行われた「秋季慰霊大法要」には、多くの遺族らとともに秋篠宮さま、そして紀子さまのお姿があった。焼香を行われた紀子さまは、秋篠宮さま以上に長く、深く頭を下げられていたのが印象的だった。
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秋篠宮家をめぐっては昨今、国民が不安を抱くようなニュースばかりが、次々と報じられている。
30億円以上もの費用を投じて改修された秋篠宮邸に、次女の佳子さまだけが移らず、お一人で旧御仮寓所にお住まいになっている“別居”問題。さらに、長男・悠仁さまが、海外から来日した高校生との懇談の場で見せた“無表情”ぶりを心配する声もーー。
さかのぼれば長女・眞子さんの結婚についても、多くの国民から、心配や不満の声が上がっていた。静岡福祉大学名誉教授・小田部雄次さんも、沈んだ声でこう話す。